東京〜厚木

 あつぎ舞台アカデミーの年度末・発表会のため、一時東京に帰還。

 日曜日は朝から、厚木に。
 アカデミーの子供たちが、  
 歌、ダンス、芝居を稽古場で、お客様たちに見せる。
 この一年の、目覚ましい成長ぶりに、我ながら感動する。

 この営みを十年続けたら、ここから必ず何かが生まれる。
 ダンスの先生・ラッキィさんと、歌の先生・上野さんも見に来てくれていたが
 きっと同じ思いだと思う。
 何があっても、続けようねと言い合った。

 発表が終わって、夕方からは、来年度の新メンバーオーディション。
 アカデミーに入りたい子供たちが集まり、その入団審査である。昨年は、立派なドキュメンタリーに取り上げて貰ったので、希望者が増えた。
 なかなか有望な子もいて、期待が更に高まる。

 そんなことをしている間に、携帯に『優雅な生活が最高の復讐である』のディレクター大島さんから電話が入った。
 さっき無事納品しました、と。
 
 ていうか、オンエア5時間前みたいな感じだったと思うが。ギリギリまで編集と仕上げにかけていたそうな。

 その後、まったく連絡が来ないので、作品がどうなったか心配しつつも、遠い場所で気を揉んでも仕方ないと、開き直り、目前の仕事に没頭していた。

 良い仕上がりと思います。
 との報告と、お礼を受ける。

 もろもろ終えての帰宅がオンエアに間に合えば良いんだがと気を揉んだ。

 しかし年度末のことで、文化会館でも人事の異動などが有り、挨拶などしてるうちに案の定、時は過ぎ、
 帰り着いた時には、ドラマは半分以上経過したところであった。

 そのドラマだが、後半部分だけながら、画面を見る限り、画に深みのある雰囲気が漂ってたし気合いも感じられた。
 舞台風のセットも、面白く見えている気がした。

 早くDVDをもらって最初から見なければ。
 ちなみに、この演出の大島さんて、大島渚監督の息子さんだったのね。
 ついさっき、友人から指摘されて、知った。
 なーんにも知らずに、打ち合わせとかしてた。
 だからどうだってこともないんだけど、

 実は、加藤和彦さんが映画に出て演技をしたことがあって、それが
 大島渚監督の、『帰ってきたヨッパライ』というナンセンスアングラ映画なのだ。
 それを猿之助さんと軽井沢の別荘で、一緒に見て、その珍妙さに、笑い転げたと聞いた。
 
 残念ながら私はその時そこにいなくて、未だ未見なのであるが、
 それもまた不思議な縁であろう。
 
 ともあれ
 昨日、飛行機の時間ギリギリまで、稽古して、今朝は朝から厚木で、子供たちの稽古と発表会&オーディション。
 
 さすがに疲れて、またヘソが腐りそうな気配である。
 久しぶりに会った、犬たちが、私のカラダ中をやたらクンクンさせている。
 
   
 
  
  
 
 
 
 
 
 


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