スーパー歌舞伎『カグヤ』 1996年初演
 かぐや姫伝説を脚本化。月の帝たる父の怒りを買い、生も死もない永遠の安らぎの国である月の世界から罰として不浄なる人間界に落とされた、月の姫カグヤは人間たちを見下し、日々を過ごすが、ある日、人間の帝と出会い恋に落ちる。しかし、住むべき世界の違う二人の恋は許されない。カグヤは世界の安泰のために月に帰えされることになる。その別れの時、かぐやはいう。永遠の安らぎよりも、流れ去るうたかたの時を持つ、この人間界こそ、楽園だ。ここに来てよかった、と……  
*モーニングデスク刊
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