Q ミュージカルなのですか?
A そう名乗ってはいないが、そう言っても良い。
現時点での予定、約15曲。
すべて作詞・横内謙介/作曲・長谷川雅大のオリジナル曲になる。
★今回音楽監督として扉座初参加の長谷川雅大氏はこんな人。
<作、編曲家&ギタリスト。東京都出身。千葉大学卒。
卒業と同時に井上尭之に師事。
以降、新生・井上尭之バンドのメンバーとしての活動と並行して
森公美子の音楽監督、宇崎竜童、錦織健のサポート、柳葉敏郎の
音楽プロデュースをはじめ多くのアーティストと共演。
近年では藤山直美公演、志村けん一座、ジャニーズミュージカル、
NHK紅白歌合戦編曲を担当、2004年国民文化祭、
2005年愛地球博「LIVE阿国」の音楽監督を務めた。>
また振り付けは『アゲイン−怪人二十面相の優しい夜−』以来の
スタッフ参加になるラッキィ池田、彩木映利のコンビ。
Q 扉座メンバーにミュージカルが出来るのか?
A 古いメンバーの大半は、歌えず、踊れない。
よって創設以来27年、劇団としてミュージカルに取り組んだことはなかった。
なので今回が
ミュージカルの記念すべき第一作となる。
10年前に設立された研究所では、歌とダンスのレッスンに力を入れて来ており、
研究所出身組は、座員昇格後もレッスンを続けてきた。
今回の出演者の中心は研究所卒業組である。
だから、
きっと出来るはず。
Q 劇場編とあるが、劇場ではない編があるのか?
A 倉庫編が実在した。

『東京建築ショー〜或る時は、コンチクショー!〜』撮影:宮内勝
そもそも建築ショーは、建築現場の作業と歌とダンス、アクロバット、エアリアルなどを融合させた、我が国独自の新感覚サーカスの創造を目指して始められた。
04年7月にすみだパーク内31号倉庫で、その第1作を上演している。
扉座座長・横内謙介と茅野イサムが、サクラ大戦などで知られる広井王子
氏とラスベガスに行き、アートサーカスの傑作 『O』を見て感銘を受けたことが発想の始まりとなっている。
(連続対談「メットをかぶれ!」第1回広井王子篇)参照。また、横内のアートサーカスへの思いは、エッセイ集『「夢みるちから」は眠らない』にも書かれている)
その時はサーカスを目指したので倉庫編ではほとんどセリフがなかった。
今回の『ドリル魂』は横内謙介による脚本があり、セリフもある。
しかし倉庫編でも見事な世界を見せてくれた、空中パフォーマンス『エアリアル』は、
我が国のエアリアル第一人者、若井田久美子氏のディレクションのもと、さらにグレードアップして登場する。
Q ゲスト出演者は?
A ★ミュージカル界から 小牧祥子
<クラシックバレエで培った表現力で、劇団四季に4年間所属。
『オペラ座の怪人』『李香蘭』など多数出演。
『ふたりのロッテ』では主役のルイーゼ役を演じた。
最近の出演舞台はこちら
★エアリアル界から 桧山宏子

<詳細は、轟組 作業員紹介 桧山宏子 へどうぞ>
Q 全員が工事人を演じるのですか?
A その通り。女性もニッカポッカに地下足袋姿になる。
これは建築ショー・スタートからの一貫したポリシーである。
5年前のスタート時、横内があるファッション誌で、デザイナーのポール・スミス氏が、来日した際、土産物として日本の工事作業着を購入したという記事を発見した。
調べたら、ポール氏に限らず、多くの海外アーチストやロッカーたちが、工事用作業着を面白がって購入して帰っていることが分かった。
そもそも若き日の茅野イサム(当時・佐藤浩一)が現在のような売れっ子演出家になる前に、防水工事の現場チームの親方をやっていた縁で、バイトとして佐藤親方に雇われていた扉座座員には、馴染みの深い、現場コスチュームであったが、思わぬところで、これが評価され、ブームを呼んでいることを知ったのである。
しかし
「そんなもの、わしらの方が似合うに決まってる!」
が轟組の合言葉である。
今回は、何と、作業着界のアルマーニとも呼ばれている
業界のトップブランド
『寅壱』様
のご協力を得てよりファッショナブルな轟組をお見せできることになった。
ここから、そのカッコ良さを世界に向けて発信する予定である。 |