1986年 4/16〜20
『夜曲 -放火魔ツトムの優しい夜-』
(ザ・スズナリ)

またまた加納を迎えて(黒百合役)和物と 現代物の混ざり合ったオリジナル作品を創 った。4月12日に大接近したハレー彗星 がモチーフに。『優しいといえば……』で 六角が演じた哀愁の新聞勧誘員・田山ツト ムというキャラクターも再登場。初期善人 会議の集大成的作品となる。この作品で横 内の世界が確立したともいえる。

      

まぼろし。佐藤浩一シークレット靴を脱ぐ

1986年10/9〜14 
『まほうつかいのでし』
(ザ・スズナリ) 
        
田山ツトム三部作の完成。タイトルは江古田に あるスパゲティ屋から。チンピラ役で佐藤浩一 (現・茅野イサム)、デビュー。浩一は『夜曲』 のバラシの時に突然、ナグリ(金槌)を持って 現れ、よく働いた。誰も彼を知らなかったのだが、 人手が足りないところだったので素晴らしい人だ と大感謝。彼が素性を明かし、入れてくれと申し 出たのはバラシ後の打ち上げの席上だった。その 時にはもう誰も断れなくなっていた。尚、この公 演で悲願の1000人動員を達成した。 (総入場者数1248人)


*トピックス

12月末、紀伊国屋ホールから、来年のゴー ルデンウィークに貸してやるからやってみな いかと横内に電話が入る。すでに予定は様々 決まっていたが大興奮し、何としてもやりま すと返事。当時、紀伊国屋ホールは若手劇団 の登竜門で、ここで公演を打てばメジャー劇 団の仲間入りといわれていた。

当時のスズナリの風景