1991年 
3/1〜13
『愚者には見えないラ・マンチャ
の王様の裸』(ザ・スズナリ)

湾岸戦争の連合軍の空爆開始とともに書き 始め、空爆停止の日に書き上げられた。前年 、単身イラクに乗り込み、フセイン大統領を 説得しようとしたアントニオ猪木議員の行動 は偉大なロマンと称えるべきか、愚かと嗤う べきか、つまり彼はドン・キホーテか裸の王 様か、そんなことを横内が友人と話し合って いたことが作品のヒントとなった。日に日に 舞台の評判が上がり、観客が入りきれなくな っていった。

 

5/23〜6/16 
『ジプシー -千の輪の切り株の上の物語-』
(俳優座劇場)

東京で全26ステージの大公演。その後、 9月半ばまで全国29ケ所文化会館、演 劇鑑賞会等を巡演。善人時代最大の公演 となる。  
12/22〜29  
『愚者には見えないラ・マンチャ
の王様の裸』(紀伊國屋ホール) 

評判がよかったので緊急再演。 ヒロイン・中川恭子役で三木さつき がデビューした。(初演は青年座の 女優・安東祐季が客演)さつきは、 この年の春、ヒロイン募集の呼びか けに集まった50人の美少女たちの 中から厳しいオーディションを勝ち 抜いた美少女中の美少女だった。

 

 

*トピック
           
 1月、有馬自由、新劇団協議会制作公演『橋
ものがたり』(原作・藤沢周平 演出・鵜山
仁)に出演。文化座の佐々木愛さんらバリバ
リの新劇俳優の皆さんと共演。             
横内は『フォーティンブラス』で3度目の岸
田候補。しかし坂手洋二の『ブレスレス』の
次点に。 3月、京都の演劇祭で『きらら浮世
伝』がマキノノゾミの演出で上演された。蔦
屋重三郎役で杉山が招かれて出演。劇団MO
Pとの親交の始まり。            
7月、伴美奈子、シアターコクーンミュージ
カル公演『もっと泣いてよフラッパー』
(演出・串田和美)に、大役・青い煙のキリー
役で出演。オーディションを勝ち抜き、その役
を獲得した。吉田日出子とともに堂々と歌い踊
る。翌年5月に再演も。            

ジプシー旅公演にて野球大会↑