告白すれば
4月に、新作『幕末ガール』を坊ちゃん劇場で開けて
5月に、『つか版・忠臣蔵』執筆して、稽古して6月に公演して、
ソレ終えてから、劇団EXAILの『影武者・独眼龍』を執筆しつつ、
松山や角館で中国蘭州公演に向かうミュージカル『アトム』と、『幕末ガール』の入れ替え稽古もして
8月は、途中まで『影武者・独眼龍』の仕上げをしつつ『オリビアを聴きながら』の稽古に突入していた。
龍を無事、EXAIL現場に渡し
ながら、の開幕後は
『端敵・天下茶屋』の執筆をしつつ。
あつぎ舞台アカデミー『ドリーム×3 ?』の稽古もしなくちゃイカンかったが、
何とか乗り越えて、
厚木後は、ひたすら書きの日々となり、
雑用的なものは、ほぼキャンセルし
家を一歩も出ないという日も、続いたりして
んで、ついに
今日から出演者たちに、『端敵・天下茶屋』台本が配られている、はず。
つまり、ホンを上げたのである。
7月の終わり頃から、ジンマシンが出始めて、
それでも時間がないから、早朝起きて、書くようにして
毎日、書いては、稽古して、
稽古後や公演後の、飲み会に出て、オリンピックもサッカーも無視は出来ず、
この夏は、もう何が何だか、分からなかった。
七月の半ば頃は、これはもうダメだろう。
どれかが、きっと間に合わなくなって、
私の心身はきっと、壊れるだろう、と内心絶望的になっていたものよ。
この十日は特に、
苦しいです、ツライデス と呟くのさえ、億劫になっておった。
もちろん、これらがちゃんと仕上がらなくちゃ、意味はないので、
まだ何も終わってはいないが
正直、オレはよくやった。
12ラウンド、とにかく戦い抜いて、倒れていないぞ、
という感じ。
とにかくこの過密日程のなかで、『天下茶屋』を上げるのが、最大の山越え的な課題であった。
だから、
コレを書き上げたら、あーしたい、こーしたいと
いろんな煩悩や、物欲がフツフツと湧いていたのである。
しかし
今日、書き上げたモノを事務所に送信すると、
全身からチカラが抜け落ちて、
まぶたがひたすら重く
しめった灰になった気分である。
やったあ、とも思わず、涙も出ず
ただただ、ズブズブと寝たい。
ここ数日は、明らかに脳が寝てなかった。
目覚めると、セリフが聞こえてきたりしてな。
何かにうなされて目覚めてから、パソコンに向かって、前夜のセリフを書き換え始めるまで、一分も経ってない
みたいなことも、頻発した。
とにかく、必死でございました。
まあ、中味とか、見所は、オイオイお知らせ致します。
『ながら』で好評だった、フェースブック、特設サイト
『天下茶屋』版もスタートしています。
ただね
そんなに苦労して書いた、『天下茶屋』ですが
決して、文芸作品ではなく、あくまでも
娯楽作品であるわけで
衝撃の問題作とか、文学的苦悩を認めた、本格派戯曲なら、苦しげな執筆の光景もよく似合うんだが
そんなに苦しんで、こんなアホなこと書いてたのか、
と思うと
きっと、情けなくなることだろうよ。
だから、明日からは
苦しくなかったフリをしよう、と思っている。
自分へのご褒美は、そのうちに。
とにかく、今日は寝る。
