ヨコウチ弛緩中
アゴ問題は、その筋の権威の先生をご紹介してもらって、かなり具体的に治療開始。
やはり睡眠中の噛みしめが原因だろうと言うことで
とりあえずは、ゆるめましょうということで
弛緩薬の投与が始まった。コレ使うて運転したらアキマヘンで、というヤク。
弛緩せよ、ヨコウチなのである。
で目下、ゆるゆるの日々に突入である。
何せ突然眠くなって不思議でないヤクなので、難しい問題は考えられないわ、集中的な作業は不向きだわ。
それを言い訳に、有る意味、夢のような暮らしになっている。
で、基本的に、人の舞台とかパフォーマンスを見学している。
いつもは自分の作業に追われて、不義理ばかりのお付き合い。
改めて、出歩くようにすると、こんなにいろいろあるのかと、驚くほどスケジュールが埋まり、これはこれで忙しい日々である。
ステキな舞台や歌やダンスの数々、ひとつひとつ紹介し、感想など書き記したいけど
なにせ緩んでいるので、今はムリ。
みんなすごーいいいいいいい、パチパチみたいな。
とはいうものの、劇団的には、今この時も大事業は進行していて
まずは『東京サンダンス』公演。
劇団協議会の仕切る、新人育成公演であるが
茅野イサム氏が、久々に劇団に帰ってきて、激烈に若者たちを鍛えてくれている。
先日も、下の稽古場で『育成してるよ』と亮の腹の贅肉を掴み千切った、鬼顔の茅野イサムが手に着いた血をなめつつ呟いていた。
これは再来週に公演。
下北沢名物の開かずの踏切がなくなった今、その開かずの踏切で、出会った若者たちの話で
書いたときにすでに、懐かしめの青春だったものがさらに、深く懐かしめの話になっている。もう開かずの踏切と言っても、分からなくなりそうだ。
若い人たちの舞台だけど、私の同世代にはきっと泣けるはずと、強くお誘いしたいけど、なんとなんと、もう前売り分がないという、状況。
でもまだ追加とか検討しているようなので、HPなど、注視して下され。
ときどき稽古見てるけど
泣けます。
そしてもうひとつが
ラブ×3 の13年度。
来年もやる。で、弛緩しつつも、研究生のあげてくるネタを見続けている。
思えば、茅野と相談して、スタートさせた研究所。
あの頃、茅野イサムは、まだ扉座の番頭役で、舞台に出ながら劇団運営のための制作業務をやっていた。
そこから指導者になり、今は大看板掲げて演出家として活躍している。
扉座の役者時代を知ってる人は、もうすでにオールドファンだ。
その稽古と同時に、17期の卒業公演作りが進行している。
ゆるんだアタマにも、非常に感慨深い。
