トゥルミビダン

 『お伽の棺』の稽古をした。
 と言っても、ナムヒ来日はまだ先なので、先日韓国でまとめてきた、今回の上演台本の日本側キャスト読み合わせみたいなものだ。

 そのコジマンリとした様子は、岡森ブログに発表されているので、
 見て欲しい。

 扉座の稽古場に、こじんまりと佇んでいるだろう。

 『トラオ』メンバーは一人も出ていない。
 中味も全く、別世界の芝居だし、こりゃもう、別の劇団なんじゃないか、という感じである。

 でも、これも扉座、あれも扉座!
 児童劇からポルノまで、演劇の総合商社・扉座である。

 ざっと2回ほど読み通して(一回目は、たず役は、人がいないので私が読んだので、私も疲れ申した)、
 まだまだ夕方。

 軽く討ち入りの会、やるかい?と誘ったが、犬飼はナムヒさんがいないのに、まだ開始とは言えないと、参加固辞。
 舞台監督のイケちゃんと赤星も、別件があり、

 結局、わしと岡森、三千代の三人だけで、
 岡森推薦の錦糸町の新名物のトンカツ屋『くり家』へ。
 メシを食って帰ることに。

 なんてコジマンリとした、一座なことよ。まあ、だからこそ、これで海外へ、ってこともあんだけどね。(当初計画していた『ドリル魂』だったら、途中資金切れで数人帰国不能も有り得ただろうよ。
 もっとも『お伽の棺』だって、まだまだ何が起きるか分からない波乱含みではある
 何しろ、海外公演なのだ)
 
 ともあれ、
 くり家のトンカツ、
 確かに、噂通り、旨かった。

 マスターに、岡森が声を掛けられていた。

 「イサムさんは、お元気ですか?」

 イ、イサム……

 聞けば、この店も『ハンラサン』と同じく、茅野イサムが最初に飛び込みで入り、
 味見をして、噂を広めたのだという。

 何という、顔の広さ。

 下町グルマン
 錦糸町の山本益博……

 
 追記

 嬉しいことに、
 あちこちから『トラオ』に、お呼びがかかっています。
 出来れば、出前の予定を重ね合わせて、一度気にドッと公演してしまいたいところです。
 そうすれば、各種経費も削減出来て、少しでもお安くご提供できますからね。

 皆様からのご連絡お待ちしています!


 あっ、タイトルの トゥルミビダン とは……
 ま、それはまた今度。


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