酒井敏也 さん
昨夜、チラシのデザイナーの吉野さんや、題字書家の 小林氏など、おとなの遠足チームが、来てくれたので
酒井さんをぜひご紹介せねば、ということで
終演後、居酒屋へ。
昭和オタクキングで、ついにはキャンディーズの完全復刻版などを、プロデュースまでした、吉野さんや、
かつて西村知美親衛隊の隊長までやったという、オタク書家・小林氏は
粘土細工の巨匠にして、落語通、今回の舞台では、浅草のブロマイド屋『マルビシ堂』シーンで流れるBGMの選曲までしてくれた、
異能の多才人・酒井氏と必ず、手が合うとずっと前から直感していたのである。
選曲は頼んでもないのに、ここのシーン、これが会うと思うなんていって
大信田礼子 の歌をお勧めしてくれたのだ、それは、氏のiPODにすでに入っていた。
昭和オタクがここにいる。
それはともかく昨夜話していて初めて知ったが
酒井敏也氏は、UFOキャッチャーの天才でもあるのだそうな。
番組などで、何度も紹介されていたという。
他にもっと凄い名人、鉄人はいるが、彼らは努力の末のスゴサである、と本人が語っていた。
つまり、酒井氏は、努力なしで、本能的にジャンジャンバリバリ、吊り上げるのだという。
知らなかった。
わしも時々、発作的に、やる。
これはもう半年前になるけど、
わらび座『アトム』のキャスト入れ替え稽古で、角館に行った時、その舞台稽古が、わらび座から離れたショッピングモールに隣接する、文化センターの舞台であって
待ち時間に、ついハマってしまい、2千円ほどかかって、キティちゃんの何かを1個、やっと吊り上げた。
わらび座の、女優さんの、可愛い小さな娘さんが稽古を見に来ていたので、どうしてもプレゼントしたくなったのだ。
結局、買った方がずっと安くつくというテイタラクであったが。
そのうちに一度、酒井さんに習いたいと思う。
にしても、つくづく不思議な人である。
もちろん、芝居も、極めて不思議。
今、キュウちゃんて呼ばれる男の役をやって頂いている。
もはや、キュウちゃんなんだか、敏也さんなんだか、その虚実の境目が見えなくなってる。
そして、ふわりと舞台の上にいる。
今日は、昼夜、明日は、お昼。
ご来場お待ちしています。
高円寺駅から、5分かかりません。