新しく出ていくものが

 新しく出ていくものが 無謀をやらなくていったい何が変わるだろう

 というのが幻冬舎のコピーなんだが、良い言葉だね。もうひとつ、
 
 顰蹙は金を出しても買え

 というのもあって、これは見城さんのモットーなのかな。

 とにかく、予定調和にぜったいに収まらない、という精神であり、烈しい意志だ。

 つかこうへい という人もまさにそう言う人で、かつてそのお二人が組んで、作品作りをしていたと思うと
 まさに、疾風怒濤の時代であったことだろうと、推察される。
 そういう産物に、僕らは熱狂したんだな。


 見城徹氏は今の時代にあって、世の中から大きく突出し、つねにパーティの中心にいる印象が一般にあるから、
 イメージ的に、ネットバブル期の話題の人たちと重なっているところがあると思う。

 でも、実は、その前から猛スピードで疾走している人であった。
 そもそも学生運動の頃の、闘士だったそうだし。

 岡森がバイトさせて頂いてた、飯田橋の、月刊カドカワ編集部なんて、雑然として、常に人が行き交っていて、カオス的なエナジーに満ちていた。

 私は小僧だったから、おっかなびっくり、覗き見した程度だけど、文芸誌の編集部とはおおよそかけはなれた、その鉄火場的な熱さは
 まさしく、新しく出ていく者の、無謀の気配だったと今、思う。

 今回の公演は、そんな見城さんの幻冬舎による、特別協賛によって実現した緊急再演である。

 今の時代、こんな小劇団の公演を支援したって、何の得もないんである。
 でも、

 もう資本家のために働くのはイヤなんだ。オレが本当に面白いと思い、大事だと思うことを人に届けたい

 と語る見城さんが、その面白いものとひとつとして、我々の作品を選び、バックアップを決めて下さった。

 深い感謝は当然ながら、この恩返しには、我らも無謀を為さねばならぬと思う。
 
 新しく出ていくような歳でもないけど、

 顰蹙をしかと買う元気を示して、騒ぎを起こさなきゃ申し訳ないと思う。

 いよいよ今夜7時、我ら討ち入りを敢行します。

 今夜から3月3日まで続く、我らの無謀に、ご注目下さい。


 当日券あります。



 そしてそして、
 来週の木曜日、夜7時から特別イベントを開催します。

 題して 幻冬舎プレゼンツ 無謀ナイト

 なんと、学生諸君を 無料でトークと公演にご招待します。
 詳細は、扉座HPよりご覧ください。

 とにかく、演劇の面白さを知らない若者に見せたいねえ、と、それが見城さんの第一声でした。

 学生ではない、演劇愛好者の皆さん、
 そんな若者たちにぜひ、ご紹介下さい。




  
 

 

 

 


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