ショウは続く
飲み会で、役者たちに明日もあるんだからな、とよく言う。
盛り上がってるお客さんたちも、
そうそう役者はもう帰れと。
そう言えば、オレも出演者だ。んじゃ帰ります~
いや、アレは出演とはいわんだろう。
と引き留められてずるずると。
いやいや、どんな小さな役も短い時間も、大切にと高校演劇のコンクールに来ていた
横山健一先生は仰ってました。
と帰ろうとするが、いやいやアレはダイジョウブ、出来る出来ると。
昨日は、午前から新橋演舞場の『大和三銃士』を観劇し、
熱演の獅童座長を、しかと支えつつ、存在感をキチンと示す太一クンのバランス感覚に、改めて感心しつつ、『阿呆鴉』の仲間たちとも会って、
それから小屋入りして、打ち合わせとかして、本番やって。
普段ならコレ、どってことない行動だけど、出演するとなると、どこかでスイッチを入れるわけで、これがなかなかシビれます。
ダラッといけない。
気楽にやってるように見えてるかもですが、イチイチ台詞もチェックしなきゃなんないし。やっばり緊張はするんです。
で、つまるところ、私だってクタクタです。
とはいえ
連日、ピアノを2時間弾き続けの深沢さんの疲労はいかばかりか。
今は終演後に頂く、お客様の熱い励ましと拍手が、栄養剤です。
どうもありがとう。
昨日はたくさんの知り合いが来てくれました。
厚木の見守ってくれるホーム感とは違う、仕事仲間のホーム感というか。
厳しい目を持つ人たちですが、やろうとしていることの意味を深く分かってくれる人たちが多かった。
それぞれの専門的立場からすれば、たぶんまだまだのところはあるはずだけど、そういうことは敢えて言わずに大きな意味とキモチに大賛同してくれて。とても有りがたい。
しかしまあ、多くは招待券で入ってる方たちなワケで
どうか、皆さんの影響力で
多くの方に広めて下さいと、深く深くお願いする次第です。
最後までしっかりやります。
あと、そう簡単に再演もできませんからね。
あと六回です。