メリー☆クリスマス

今年は弛緩しつつ、自宅で犬たちとともに、日常的な夜です。
 
皆さん、よき聖夜をお過ごしでしょうか。

私たちにつながる、すべての人たちが、健やかで、笑顔に満ちた夜を過ごされていることを祈ります。
ま、そんなことは有り得ないと、知りつつも。

年に一度ぐらいは、そういう夢をみんなで見てもいいかな、と。

聖夜というと私は、ジョン・レノンを思うわけですが
今年はポールも加えます。

この秋に観た、ポール・マッカートニーは素晴らしかった。
なにせ10年前に同じドームで観た、ライブより、パワーアップしてる。

ステージで水を飲む姿を見せず、三時間弱、小話などほとんど挟まず
歌い続け、弾き続けで
30曲、潔くロックしてた。
懐かしのメロディーといえば、そうなんだけど、我々が聴きたい曲を出し惜しみなく、ドンドンと、しかも自身が楽しげに、ヤル。

金なんかもう必要ないと思うんだけどね。
多少借金残しても、いろんな財産で精算されるだろうし。

もう誰も文句はいわないよ。
ここまでやって来たんだから、楽隠居してもね。

でも、気持ちよくやってくれる。
水も飲まずに。

大千秋楽は、主催者が入り口で、サイリウムを無料で配ってた。
アンコールの、イエスタデイの時、観客全員で光らせて振って、
ポールさんに感謝の意を届けましょうというメッセージを添えて。
本人にも知らせてないサプライズだった。

連日完売だったから、それぐらい配れるんだろう
誰より感謝したいのは君らプロモーター、イベンターだろう

とかいろんなツッコミも入れたくなるけど

そういう事情抜きに、素直に、ポールさんありがとう、というキモチになった。

クリスマスのように、ひたすら人の善なる心を信じたいというか。
高いチケット代払ってるのはコッチなのに。

たかが音楽なのに。
スゴイことだ。本当に。
みんなで夢を観ることは出来る。

ジョンのメッセージを、ポールが実現してくれてた。
そしてそれこそ
文化とか芸術とか、表現活動なんだよ、と教えてくれてた。
演説でもなく、説教でもなく、
美しく、刺激的で、官能的でユーモラスな、ものたち。

そんな感じて聖夜を過ごしています。

さて、そして今年はもう一度、ドームに行きます。
それは

ザ・タイガース

これまた、大事なことを学ぶために。












 







 
 


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