ミキティとか
明治座公演の『HAkANA』の顔合わせと、本読み。
スタジオの前で、
松澤一之さんと、山本亨さんに久しぶりに会う。
おお、何してるの?
なんて挨拶したら、出演者だった。
すんません、
まだよく公演を把握していませんでした。
さすがに儚を演じるのが、ミキティだってことは知ってたけど、鈴次郎をやる大口兼吾さんは、どっかで見たことある人だなあ……
なんて思っていたら、
茅野が以前、紀伊国屋で演出していた『TATSUYA』に出ていた青年であった。(男臭くてなかなか良い)
顔合わせは明治座らしく、厳粛に。
名題披露なんてのがあり、その後、一本締めまで正しく行う。
紀伊國屋ホール初演の芝居が、明治座にかかる。
偉くなったのぉ、ハカナ、て感じであった。
本読みでは、トモと新原が代役も兼ねてセリフを読んだ。
その度に、ハラハラして落ち着かぬ私であった。
稽古は昼で終わり。
鬼シゲ役のレイザーラモン氏が夕方に来るとのことであったが、とりあえず解散に。
稽古場ではキャラメルボックスのマネージャーさんにも会った。
キャラメルの若手も参加しているのである。
そういえば、岡田クンや坂口さんの出ている公演があった。
かつてV6の長野博君がやってくれた『フォーティンブラス』に出ていて、今はなき『生本』で執筆仲間でもあった、西山繭子君も出演している。
上川さんの久しぶりの出演で、超満員の中、今夜なら見に行けるんだが、と無理に頼んで、入れて貰った。
西山君、とっても頑張っていた。
彼女は一見クールで、キャラメルボックスのテイストには合わないのではないかと、ちょっと心配してたんだけど、
誠実に、一所懸命やっていて、良かった。
必死でも、ぐずぐすに崩れきらずに、知性的な気品が保たれていて、凛として美しい。
そこら辺は、小説まで書いちゃう、言葉の人だなあと思った。それは良くも悪くもね。
特にバランスが崩れていることが、芝居の場合、面白さだったりするからな。
もっと体当たりの熱演しても、彼女なら、下品にならないと思った。
岡田クンに、飲みに誘われたけど、こんとこアレコレ同時進行してて疲れ気味なので、大人しく帰宅した。
明日もまた『トラオ』は休み。
前から決まっていた神奈川県の教育委員会のワークショップをやりに厚木に行く。
ところでレイザーラモンて、二人いるって知ってた?
明治座にはレイザーラモンが二人出るんだって。