ありがとうございました

 昨日は、楽日と打ち上げ。
 公演を応援して下さった方々、全国各地から見に来て下さった皆様、ありがとうございました。

 今回は、おとなっぽく、楽日のカーテンコールも特に何もせずで行こうと思っていたのですが、
 毎度のことながら、
 公演を応援して下さる皆様への、ご恩を思うと、
 やっぱり、お礼の一言ぐらい申し上げようか、と。

 結局また、しどろもどろで、最後のご挨拶させて頂きました。
 しかしとても、感謝の心は語り尽くせず、
 今後のがんばりを以て、
 お礼に代えさせて頂きます。


 今日は、昼から劇場に行きました。文学座公演で、渡辺徹さんの企画公演です。
 実は、文学座が、錦糸町のスタジオで、我々の稽古場の隣りで稽古していたのです。

 昨年の明治座の舞台で、ご一緒したことと、今年9月の、厚木市民劇で、奥様の郁恵さんとのご縁もあって、
 スタジオでも顔を合わすたびに、

 やあやあと言うことになっていました。

 で、今日行くと、
 明治座の時の、出演者や、我々の舞台にも来て下さった演劇関係者などと大勢お会いし、

 なんか、まだ公演が続いてるような錯覚がしました。
 
 本当に久しぶりに文学座を観たのですが、
 新鋭作家のさくひんということもあるのでしょう、
 数名のベテランを除いて、
 若い俳優たちが、文学座っぽくない、感覚で、
 遊技性の高い、自由スタイルの演技をしていて、

 ああ、ここも新時代を迎えているのだなあ

 と趣深かったです。
 こうなると、ある意味、今回の扉座の方が、堅く芝居やってる感もあるように思えて。

 まあ我々も間もなく30年になるわけで、
 かつては、
 文学座なんていうと、ものスゴイ、正統派の大人劇団に見えていたのが、
 ここまで来たら、不遜ながら、もはや同じような演劇仲間だと言っちゃってもいいんじゃないかなあ、と。

 それにしても、
 大スターの渡辺徹さんが、劇団公演では、きっちりと、劇団の顔になって、細かいことを工夫して、丁寧に役作りしているのが、

 潔くて、ステキであるな。

 明治座の舞台の時も、
 良い俳優だな、というのはもちろん、芝居仲間として、信頼できて、男として、一緒にいてとても愉快で気持ちの良い人だと思ったものですが、

 一度、
 劇団モードで、芝居作りを一緒にしてみたい、俳優さんだと、しみじみと思いました。

 
 
 


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