東京のお芝居
今日は劇場仕込み。
それはスタッフに任せて、私は、芝居見物に。
六角が出ている、青山円形劇場。
宮崎あおい さんの舞台。
今なら、青山の大ホールはおろか、武道館で芝居やっても、満員になりそうな、女優さんが、敢えて、円形でやっている3人芝居。
その中の一人にして、ただ一人の男優が、六角精児なんですからねえ。
煮詰まった漫画家が、仕事から逃げて、夜明けまで環七をさすらう、自転車ロード演劇。
題材もテイストも、
いかにも、東京の演劇 という風情であった。
篤姫 でファンになって、必死にチケットとってきたお客さんに、見事に肩透かし食らわせつつ。
小劇場に徹している。
ただ、
今をときめく という言葉通り。
何やっても、目を引く絵になるんですなあ、宮崎さん。
芝居が上手いのは、知ってたけど、
ときめく 花を眺める楽しみもしっかり、あった。
自然に立ってるだけで、何かの風景をイメージさせちゃう。
これはスゴイことよね。
そんな宮崎さんに、もってかれないように、というか、
きっちりもっていかれて、
六角が、何年かぶりに、汗だくになって熱演している。
なんか、脱力して、かるーくやるのが六角の面白さ と思ってる人も多いだろうが、
実は、六角という人は張り芸の人で
必死で汗だく、ぐらいの時が、嫌みなく可笑しいのである。
で、
今日は、かなり可笑しい六角だった。
まあ、これの稽古に入る前から、
あおいさんが、好きです。
と公言していた六角精児、
珍しく誠心誠意、舞台をつとめているのであろう。
さて、
ドリル魂
は明日から、舞台稽古に入る。
新しい ドリルCM もあげました。
渡り廊下走り隊 とか 伊阪達也 とかもっと深く紹介しつつフューチャーしたかったんだけど、
彼らの場合は、その都度、事務所から画像チェックなど受けなきゃいけなくて、
思いついて、ササッと撮って、あげちゃう、
ドリルCM には、イマイチ不向きで。
今回は、何のチェックもいらない、
私とがん平で、ササッとやりました。
しかし、はっきり言って、自分で見る勇気はありません。
もう少しで、五十になろうかというオッサンが、
いったい、何をやっているのか。
まあ
少しでも多くの方に、見に来て頂きたいと念ずる
その心意気をかって下され。
で、
横浜に来て。
お誘いすると
みんな
横浜でしかやんないの。
と文句をおっしゃるんですが、
今回は 横浜でしかやらない、横浜現場編なんです。
横浜に来て、見ることが値打ちなんです。
でもその分、チケット代は、お安くなってますから。
とにかく
お待ちしています。
