札幌〜大阪へ

 今日は、『うたかたのオペラ』の総ざらいに。
 製作途中で、ちょっとピンチがあり、一時は、限りなく不安な進行になっていたが、

 火事場に強い職人が結集し、出演者も、限られた時間の中で、よくがんばってくれて、

 かなりの傑作になった、と思う。

 そもそも以前申したとおり、加藤和彦氏の うたかたのオペラ は大傑作なので、
 方向を間違わなければ、絶対に良いモノになるとは信じていたけど、

 紫吹さんと、川崎さんが、想定外に、この世界にピッタリとハマってくれた。
 通し稽古の後、演出席に座りつつ、思わず、拍手した私であった。

 松竹座という小屋に比しては、目を疑うような少人数のカンパニーだけど
 ダンサーもミュージシャンも、慣れない芝居やダンスに果敢にチャレンジしてくれて、それぞれに八面六臂の活躍で、その感覚が新鮮で、そしてひたむきさが胸を打つ。
 
 今日は、
 なんか
 新しいムーブメントを起こしている、という確かな手応えを感じた。

 たった三日間の公演というのが、いかにももったいない。
 再演できたらいいな。

 で
 私はココで、一旦、またまた うたかた組とは別れ、
 明日から、劇団の待つ札幌に入る。

 16年ぶりの札幌遠征である。
 しかも
 札幌で、初日を迎える。

 こちらも何としても、成功させたい。

 先月、札幌にプロモーションに行った時、
 正直、えんかんの会員の方たちは、不安を感じておられる気配であった。

 本当に、面白いの「百鬼丸」って?
 みたいな。

 そこから始まり、
 帰る時には、ぜったいにまた来て欲しいと、言わせてやる。
 そんな決意で臨みたい。

 これはまあ
 劇団員へのメッセージ。

 てか、今夜は、すすきの辺り、徘徊してんだろうな。

 とりあえず
 ラーメン横町から。
 なにしろ、初北海道、が若手の中には結構いるからな。

 遊びに来たんじゃねーぞ。
 また
 来たければ
 
 死ぬ気で、がんばれ。


 

 
 
 
 


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