歌舞伎ゼミナール そして東北へ 

 東京シリーズが終わりました。
 熱いご声援をありがとうございました。

 五年ぶりの再演にあたり、改訂するとか宣伝はしていましたが、変えたのは細部で、しかも、変えたと言うよりは、削ぎ落とす作業がメインでありました。

 でも
 五年前より良くなったというご意見をたくさん頂きました。
 それはたぶん、役者の力であろうと思います。
 あの頃は、累央や麻里、ガン平も、犬飼でさえ、まだ名もなき新鋭みたいなものでしたから。
 
 層の厚さ、というか劇団力みたいなのが、備わってきたのだと、そう思いたいところです。

 公演は、更に続き
 東北地方中心に回ってきます。

 演劇鑑賞会の公演なので、扉座だけを見るというチケットはないのですが、各地方の鑑賞会で、それぞれにシステムがありますので、興味のある方は、各地鑑賞会におたずねくだされ。

 あと
 9月のことですが
 『歌舞伎ゼミナール』をやります。
 
 メイン講師は 今月も歌舞伎座に出ている、市川猿之助門下の、若手実力派、市川笑三郎さんです。 
 NHKラジオの邦楽ジョッキーのDJなどでも、人気のあった、女形さんです。
 笑三郎さんと私で、相談して、カリキュラムを定め、進行していきます。

 現役ばりばりの歌舞伎役者から本格的な歌舞伎の演技を習うなんて、滅多にない機会です。
 お知り合いの俳優さんなどにも、ぜひご紹介下さい。 
 
 扉座が運営するけど、主催は劇団協議会で、プロの俳優に向けて、ブラッシュアップを図るためのワークショップです。
 なので、
 かなり本格的に、歌舞伎の演技を実践的に、体験する場にしたいと思っています。
 女形も、立役も、両方やります。

 一応、プロが対象ですが、プロアマの境が曖昧な現代演劇の世界、
 自分で、俳優だと名乗れば、資格有りです。

 ただ、参加費がちょっと高いです。
 その価値は充分にある、とても貴重な講座ですが、

 その分、しっかり学ぶ覚悟で、申し込んで下さい。

 詳細はHP、表紙から。





 


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