ジプシー のカンさん
扉座HP に サツキマスのCMとして、善人会議時代の代表作、ジプシーの 一場面が紹介されています。
そこに出ている、現場作業員のオッサンが
今度、十数年ぶりに、扉座に帰ってくる、菊地均也 クンです。
扉座と言うより、善人会議の 代表選手です。
この頃はまだ20代の半ば、ぐらいだと思うんだけど、
このころから、オッサン役が似合う人でした。
で
彼に当て書きして、ケッコウ名作が出来てます。
この ジプシー とか 愚者には見えないラ・マンチャの王様の裸 とか。
私にとって、とっても大事な俳優でした。
どんな理由だったか忘れたけど、劇団を辞めることになって、その後、しばし痛手であったのを覚えています。
ちょうど、タカシと入れ替わりの感じだったのかな。
記憶が確かなら、
マキノノゾミさんに演出して貰った 曲がり角の悲劇 で
キンちゃんに、イツヤ をやって貰おうと思ってたのが、抜けるってことになって、
イツヤ役が 浮いたんだった。
で、まだ入りたてだった
タカシを、急遽、推薦したのだったと思う、確か。
キンちゃんに今回出て貰おうと思ったのは、
岡森クンが、出ていた、エグザイル演劇に出ているのを見てだった。
樫田さんの アタックナンバー1 という芝居。
あのころから老けてたのが、今になってもそんなに変わってなくて、
で老けてるのか、若いのか不明な感じで、
不思議な趣を漂わせていた。
しかも、ちょうど考えてる物語が、古い友人が再会するみたいな、話だったので、
このキンちゃんに、久しぶりに出て貰ったら、面白いだろうなと思ったのである。
それにしても
ジプシー の一場面。
オモシロイっすね。
キンちゃんと、有馬と 鈴木真弓である。
全国津々浦々に、これを見た人がいるはずである。
何しろ、ジプシーは ホントにジプシーみたいに全国旅してましたから。
さて、
明日は、銀河劇場で 舞台稽古。
サツキマス釣りは、しばしお休み。
聞き届け人 の世界を仕上げてきます。