年の瀬なのに

 乱童 の稽古に入っています。

 週末から、極めて慌ただしい日々でした。

 劇作家協会で、1日ずっと 座・高円寺 にいたり。
 茅野イサム演出 パッチギを観たり

 その間に来年のものの打ち合わせがあり、
 乱童 の稽古があり。


 乱童 は再演になりますが、劇場に合わせて、ダイナミックに演出し直し
 その上で 新春の劇場らしく、ちょっとしたお年玉の
 ご趣向 というかオマケ を用意しています。

 そのための稽古もします。

 パッチギ はいろんなこと思いながら観ました。
 加藤さんのこともね。

 も少し生きて、コレ観てから考えればよかったのに。
 というか、そもそもスタッフだったんだよな。

 イムジン河 が、物語の始まりですからね。
 見届ける責任があったと思うな。
 
 自分の成し遂げた仕事の大きさを、人は時として、見逃してしまうのだろう。
 
 イサム演出は、若い俳優たちを、ぐいぐい引っ張ってて、気持ちのよいものだった。
 舞台が、どんどん日常的な場になり、俳優に等身大が求められている昨今
 演出も、豪腕派が少なくなってきた。

 そんな中で、貴重な力をもつ人となっているんじゃないかしら。
 だって誰かが、本気で鍛えてくれなくちゃ、イケメンたちも、本物にはならないよ。

 刺激を受けて、扉座との非公式友好アイドルグループ 渡り廊下走り隊 から参加している、平嶋なっちゃん、のシーンを、昨日はじっくりやりました。

 今年、扉座では高校で演劇授業を受け持ったんだけど
 
 同じ高校生としては比べるべくもない、
 そりゃもう、はっきりプロです、といえるしっかりした演技の出来る、なっちゃんです。
 前回も、

 なっちゃんに泣かされたという声がたくさんありました。
 AKBファンのみならず、女性客などからも。

 でも
 その上には、スゴイよ、なっちゃん と言われる境地があるはずなわけで。
 どうせなら、そこまで行くぞ、と、

 なつみ、あの星になれ
  
 巨人の星の隣に光る、エンゲキの星を指さして
 父と娘は、誓い合ったのでした。

 今やってきている、AKBブームの中で
 演技と言えば、なっちゃんです、と言われるようにしたら
 これはワシの手柄だな、と真剣に思って、狙ってみます。

 なので
 今回は、優しくしないで、ビシビシいきます。

 

 
 
  

 

 
 


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