リボンの騎士 鷲尾高校演劇部奮闘記
今日と明日、我々が6月に 神崎与五郎東下り をやった 座・高円寺で 劇作家協会のイベントをやっています。
新人戯曲賞の公開審査は 明日の6時半からですが、
今日明日と、劇作家たちによるリーディングや、優秀作のリーディングなどやっています。
ところで
リボンの騎士。
昨夜、初演の舞台を、DVD で見直してみた。
セゾン劇場といっていた、今のル・テアトル銀座 でやったもの。
演出は 今もフジテレビでディレクターやってる河毛俊作さん。
井ノ原快彦さんと、一色紗英さん、鈴木蘭々さん、それに扉座のメンバーたちが出ていたもの。
入団間もない高橋麻理とか、その時はまだ俳優だった、茅野イサムらも出演している。
これが
泣けた。パソコンでじゃれつく犬を抱きつつ、見たのだが
途中で何度も泣いた。
犬が驚いて、顔を嘗めに来た。
限りなく懐かしいというのもあるけど、純粋に、舞台が良い。
ザ・学園青春モノ なんだがな。
思いの外、リボンの騎士たちも活躍していて、高校生のストーリーと絡まってるし。
て、自分で書いた脚本なんだがね、
かなり忘れていて、新鮮であった。
で、自分で埋めた地雷を自分で踏んだ格好で、泣いたり笑ったりしているのだから世話はない。
そもそも、自分的にツボなのは、当たり前だし。
自慰行為としても、最高のカタチではある。芝居書きにはこういうタノシミカタもあるのだねえ。
ただね、ものによっては、昔のがあまりに気恥ずかしいとか、稚拙でイヤになるとか、
そういうのもあるのである。
今年の秋、行った井上陽水のライブでも
ご本人が昔の 断絶 をやりつつ、
今となっては稚拙な曲ですねえと、しみじみ恥ずかしげに、語っていたけど、
そういうものはある。
しかし、これは、そんなことは気にならなかった。
もっとも、井ノ原クンたちの演技とアンサンブルも良くてね。紗英ちゃんや蘭々もきっちりと泣かしてくれるし。
ひょうたんつぎ を演じてた、六角も良い味出してる。
そう、六角もほぼかぶり物の、ひょうたんつぎ で出ていたのだ。
で
これから来年に向けて、これに取りかかるのであるが
大きな期待を抱くとともに、オーディションで集めたメンバーで、これがやりきれるのかと、少し不安にもなったのであった。
ともあれ、これは明日、合格メンバー初招集になる。
ちなみに
このDVDは残念ながら、資料用の 裏ビデオです。
だからお見せしたいけど、出来ません。
ただ確か、テレビ放映したはずなんだが。プロデューサーが当時フジテレビだった、山田良明さんだったし。
