トレセン に感謝

 今日は稽古場最後の日、加えて、公演プロモーションの日でもあった。

 まず午前11時に、ラッキィさんが土曜日の永六輔さんのラジオ番組のなかで、取り上げてくれることになって
 青少年センターで、出演者一同で出演。
 
 その後、TVKに移動して、お昼のハマランチョに、出演させて頂き、宣伝を。
 昨年と同じく、金田賢一さんが、暖かくフォローして下さった。ここには地元の高校生参加者、チャーミング王子役の松谷嵐クンと、池田まゆみ役の今泉舞クンとともに出演。

 ふたりとも、子役からやってるので、若くても極めて落ち着いて語っていた。
 わしが17、8の時は、こんなふうに、まともに語ることなんか出来なかったと思う。

 その後、急な坂スタジオで、最後の通し。

 そして、そこから舞クンと朝倉みかんクン、を引き連れ、トレセンに。
 セゾン劇場版では、紗英さんと蘭々さんのやった役の二人である。
 今日は、犬とガン平は休みで、ワタシとこの二人でちと早い時間に出演。なにせ二人ともまだ高校生なのでね。

 実を申して、三年間やってきた神奈川アーツフュージョンであるが、タネ銭の、宝くじ助成金というやつが
 このたび、目出度く民主党・連ほー女史の仕分けの対象となり、来年から打ち切りが確実となっているのだ。

 で
 たぶん今回で、このシリーズも終わりであろうと思われる。

 トレセンとDJ光邦さんには、3年間、ひとかたならぬお世話になった。
 
 この3年間、我々がヨコハマ桜木町での、この短い公演を楽しみにそして、充実してやってこれたのは、
 トレセンの熱い声援があってのことであった。
 不景気で、どんな地元メディアも、お金が絡まないと動きにくいという状況の中、トレセンは そんな大人の事情を抜きにして、損得度外視で、全面的なバックアップをしてくれた。

 今回も11月のオーディションから、支えてくれている。

 どうしてもお礼が言いたかったのだ。
 もっとも番組内では、どうしても浮ついてしまい、大切なことを言い忘れた気がする。

 FMヨコハマ、トレセンのスタッフの方々、光邦さん、本当にありがとう。
 あなたたちは、誰よりも心強い我々の味方でした。
 
 ワタシは、ラジオの深夜放送で育った世代です。

 古くは、青春グラフティのウルフマンジャックの伝説から、我々の世代の辺りまでは、確実に存在していた、
 ラジオと青春が熱く結びついていた、あの感覚。

 もはや失われているものと思っていた、あの感覚が、ここにまだ生き続け、人と人を結びつけている。
 そして、この地元の地に、常に新たなムーブメントを巻き起こしている。

 そんな幸せな繋がりの中に、我々の仕事も加えて頂けたこと、心から感謝します。

 この リボンの騎士 をしっかりとやり遂げる、それ以外に、お礼のしようもないワタシたちです。
 
 でも
 この横浜で、トレセンという強力な仲間がいる、それが私たちの背中を強く押してくれます。

 ワタシは今、予感しています。
 それは昨年から続いた稽古で、確信していることです。

 この公演は、きっと後の世の伝説となることでしょう。

 番組内でも語らせて貰いましたが、ここには本当に素晴らしい、才能を持つ若者たちが、集まっています。
 きっと近い未来に、めざましき何かをやり遂げる人たちです。
 その成果を見続ける遙か前に、アーツフュージョンという催しが消えるのは、何とも無念ではありますが

 ぜひトレセンは、長く長く続いて、彼らの行く末を見守ってあげて下さい。
 たぶんその中には、才能を開花させたアーティストが、数名現れているはずです。

 そんなアーティストがいつか、長寿番組となったトレセンで、この日々を熱く語ってくれる時が来る。
 そう信じます。

 熱いご声援に、心から感謝します。




 
 
 
 
 

 
 
  
  


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