重い腰を上げて、歩き出す
かつてあるイベントでね、ちょっと辛いことがあって、関係者一同、暗い気分になってうなだれてた。
仕事の後の食事の時ね。
しかしその時、プロデューサーの一人が、我々がヘコたれてる時じゃない。こういう時こそ、我々が元気な姿を見せなきゃ、皆を引っ張れませんよ、だから肉食いましょう、肉を、と。
食いたいから、食うぱかりじゃなく、食わなきゃイカン時もあるわけよ。特に、今より少し先を見据えて、何かを動かそうとする時にはね。
また、つかこうへいは どんな状況にあっても何が何でもハッピーエンドを語ってみせる、そのチカラを持つモノこそ、作家なんだと言っていた。
そろそろ、動き始めるタイミングであろうな。
今より、少し先を見据えて。
特に元気な我々は。
放射線はいろいろ問題だけど、まあわしは、最後のグループになるまで東京に居残って、成り行き任せで、さまざま浴びる覚悟を先日決めたところだし。
そんななかでも、桜は咲く。
朝日新聞に瀬戸内寂聴さんが、どん底は続かない と書いていて。
さっきテレビで美輪明宏さんが、あの第二次世界大戦後の廃墟からも、復興したという歴史を見れば、絶望する根拠はないと言っていて。
揺れる大地に、強力な言葉の杭を打ち込んでいる。
そういう言葉が、大地を鎮める、ということもあると思うんだな。
そんななか、明日は 新水滸伝 のプロモーションで名古屋に。
銀座でやった舞台を、かなりパワーアップさせて、やる。
今こそ、元気な舞台で、大地を踏み固める。
扉座メンバーも数名参加の予定である。
詳細は近々に。