どこでも扉プロジェクト
アトムへの伝言 と 新・水滸伝 と3月に出来なかった、さまざまな行事の取り返しと
一気にせわしく、あせあせ とするこの頃。
今日の日曜日は、
厚木舞台アカデミーの、新年度生の追加オーデションで厚木に。本当なら3月に終わってるはずだったこと。
とにかく
まだ地震は我々の活動に影響している。
そしてそんななかで、我々は何をどうするべきか、考え続ける日々である。
とりあえず、6月公演は、何としてもやる と今は決めている。
アトムへの伝言は
人間と科学の付き合い方を重要なテーマに置く作品である。
こんなことが起きると知らず、上演を決めた演目だけど
今、この時に やる意味のある作品だと思う。
ロボットを 原発と置き換えてとらえると、これは極めて今日的な舞台になるだろう。
さて
そんな決意とは別に、現時点では極めて見切り発車ながら、こんなプロジェクト を企画した。
我々に出来ることを、真剣に考えて実施しようとする試みだ。
広場だけ有れば、上演可能な
トラオ
をさまざまな困難を乗り越え、少し落ち着いた地域の子供たちに、出前しに行くとか。
俳優たちが、読み聞かせや、シアターゲームをしに行くとか。
今はまだ、芝居どころじゃないと思うけど、
やがて必ず来る、傷ついた心の癒しと、新たな希望の力を湧き上がらせる精神の復興の時期のために、準備を始めておくのだ。
名付けて どこでも扉プロジェクト
手探りながら、少しずつ始めてみようと思う。
被災地やその周辺地域で、この日記を読んでいる人は、極めて少ないと思うけど
提言やリクエストがあれば、どんどん送って下さい。
他の分野のアーティストなどとも連携して、出来ることを見定め、進めていきたいと思います。