梅雨の合間
気が付けば、6月も後半になっていた。
新水滸伝 と アトムへの伝言 の稽古に入った5月から、あれよあれよと時が過ぎた。
なんか記憶も定かではない。
そしてアトムは、札幌演劇鑑賞会 での公演を残すのみとなり
新水滸伝は、のこり一週間を切った。
今日は久しぶりに飯田橋の事務所に。
ソウル支局のムーニィと、韓国での 『ハカナ』上演のための打ち合わせを。
予定では、今年の11月〜12月に、ソウルのテハンローにて上演されることになりそうだ、と。
1月の時とは、キャストも入れ替えて、バージョンアップするらしい。
見に行ったときは、若手の多いカンパニーだなと思ったけど、主にその若手たちがベテランに替わるらしい。
プレビューで評判が良かったから、本格的な上演に移るために、だそうだ。
実に厳しい。
中心キャストも、見直すという。
でもま、そういうことがあるから、若手にもチャンスがあるのかもしれない。
とにかく公演が多いというのは良いことだ。
何度も言うけど、アトムへの伝言 は公演が短かすぎた。
予定が合わなかった方、本当にごめんなさい。
新水滸伝 はいろんなとこから、見てきたよ、オモロかったよと、声をかけて頂いている。
お客さんが喜んでいくれているのが何よりである。
そういえば、ワタシ今日は名古屋の初日宴会で、猿之助さんから頂戴した、パーカーを着ていた。
裏地に、サインの入ったもの。
あとそうだ、
土曜日の夜には、わらび座の ミュージカル『アトム』チームと『アテルイ』チームのメンバーが大挙して見に来てくれた。
どちらも近隣での公演があったのである。
それを終えて、駆けつけてくれた。
あの地震の時、角館で舞台稽古していた『アトム』が今も全国を公演して回っている。
両方見た人は分かると思うけど、ミュージカル『アトム』と『アトムへの伝言』は、似ているところが多々ある。
アトムへの伝言 という下敷きがあって、アトム が生まれたと言ってもいいかもしれない。
『アトム』チームメンバーは、紀伊國屋ホールに
伝言 受け取りに来ました。
と言って現れたが、言い得て妙である。
にしても、
同じ時に、自分でこしらえた三つの大きな作品が、あちこちで上演されている。
幸せなことである。
三つとも見たという方は、表彰ものです。
