15回目の
15回目の熱い冬が、開幕した。
今回、メインでクリエイトしたのは、田島幸を中心とした、研究所の卒業生たち。
私も、総監督こそやってるけど、多くの部分を彼らに託している。
でも、しっかりまとめて、良い初日にしてくれた。
田島が、演出家として、個性を出して、今まで以上に独自の世界を提示している。
ラブ×3 は研究所の卒業公演ではあるが、扉座本体にとっても、ここから様々な才能が開花していく、特別な場となっているのである。
それが、連鎖し、何かを継承しつつ、はや15年。
ひたすら感慨深い夜。
今夜は、お客さんも、とてもぬくもりを持っていて下さって、劇場の雰囲気がとても良かった。
彼らにとって生涯忘れられぬ人となるだろう。
そんな特別な日に立ち会えたことを、今回も喜びたい。
日曜日までの短い公演。
劇場の神様の祝福が続きますように。