すみだパークスタジオ

 すみだパークスタジオ・マル倉 までの道のり(錦糸町駅から)の道案内映像を、扉座HPに載せました。

 途中、お勧めのお店なんか、ご案内しています。
 我々の隠れ家『ハンラサン』とか。
 演劇界で知らぬ人のない『一力』とか。

 ビールとセットにすると、なぜか料理が、元々の値段より安くなる、謎の店『安安』なども。

 劇場は、元々倉庫だったところです。
 というか、すみだパーク自体が、巨大倉庫で、今もメインは倉庫屋さんです。
 そのなかに、演劇のスタジオが幾つか作られている。

 ベニサンスタジオ亡き後は、都内では、もっとも大規模なスタジオのひとつで、大きな演目なども多数稽古されています。

 しかし、ここは倉庫になる前、昭和のはじめあたりは、水飴屋工場だったそうな。
 
 パークの隣が、元々運河だったところを公園化した場所で、その運河から品物を出していたらしい。

 ちなみにその運河跡公演は、ツリーの方までずーっと続く細長い遊歩道になっている。

 で、現在の、倉庫業を営んでおられる、鈴木社長が、そういう歴史とか、町とか、文化を大事にされている方で

 その運河跡公園と、パークスタジオをつなぐようにして、新しくギャラリーを作られました。
 今、改装工事中ですが、覗くたびに、お洒落な姿が出来上がっていってます。

 我々の公演中には、そこで『すみだの手仕事展』という催しも開催されます。
 近隣にはいろんな伝統工芸の職人さんも住んでいて、そういう方たちが一同に会して、実演などをする催しです。

 個人経営の一大文化施設なのであります。
 この鈴木社長にお会いすることがなかったら、扉座もこんなに続かなかったでしょう。
 劇団三十年のうち半分は、ここ、すみだパークで、刻まれた歴史なのです。

 今回は我々も、十数年、ここに稽古場を構えさせて頂いている感謝を込めて、この場所の活性に役立てたらと、思っております。

 んで、劇場内はもちろん、お客さまをお迎えするエントランスから、賑やかに飾り立てて、盛り上げていきます。

 駅から少し遠くて、しかも、途中は普通の下町みたいなとこを通過するので、一瞬、寂しくなりますが、
 錦糸町からだと、蔵前橋通り、本所吾妻橋、スカイツリー方面からだと、春日通り に差し掛かる頃には、

 彩りと、にぎわいで、お迎えできると思います。

 皆様のお越しをお待ちしています。
 主に来週・平日のお席の、ご予約を承っております。

 今日は、明かり合わせと、小返し。
 でも、ずっと劇場で稽古してたから、すっごい楽です。


 
 
  


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