神崎与五郎、来る
扉座周辺では、神崎与五郎が有名である。
一昨年、扉座人情噺『神崎与五郎東下り』をやったからね。大勢の忠臣蔵キャラの中でも、思い入れも深い。
そんな役を今、新鋭の、松原海児がやってるわけだが
一昨年の舞台で、神崎与五郎を演じる、スターの役を演じてくれた、
歌舞伎俳優・市川笑也さんが、30日の厚木の公演にかけつけてくれて、私とアフタートークをしてくれることになった。
新橋演舞場での二ヶ月公演の忙しい最中である。
厚木公演では、さらに厚木の地に、演劇熱、文化熱を高めるために、アフタートークが出来ないかと、文化財団と企画して、進めていたのだが、
何しろ今は、おもだか一門も多忙の時、なかなか予定が立たず、発表がこんな時になってしまった。
それでもいつもなら、当日券とかの、余裕がケッコウあるのだけど、今回はギリギリの感じで
本当にごめんなさい。
こういう機会はまた必ず作ります。
とくに笑也ファンの方には『神崎与五郎東下り』の再演も含めて、その実現をお約束致しますので、平にお許し下さいませ。
厚木市文化会館では、9月に巡業で
おもだか一門公演の予定があり、ここでどうしても、盛り上げておきたかったのです。
厚木の皆さんに、せっかくやってくる歌舞伎を楽しんで欲しいのと、ついでに、我らがおもだか一門のスゴサをぜひ知って欲しいので。
私には、ここの芸術監督としての使命でもあるのでね。
さらに言えば、この夏には厚木市文化会館で
『ミス・サイゴン』の公演が予定されています。
地元アマ劇団の公演じゃないすよ、市村正親さんとか、新妻聖子さんとかが出る、東宝製作の大ミュージカルよ。
こっちも盛り上げなくちゃイカン。
こちらも、近々にイベントなど仕込んで、期待を煽ってゆく予定です。
厚木では、同じ催しもひと味違う。
常にそうありたいです。
というわけで、ここ厚木では、私、ちょっと違うスタンスで、動く感じになっています。
厚木のために汗をかいております。
んが、もちろん『厚木あゆコロ篇』の完成に向けて、稽古にも余念はなく、
昨日は、やっと現れた、あゆコロに、ビシビシ稽古を付けてやりました。
立ってるだけでカワイイとか、女子たちにおだてられて、ちょっといい気になっていたので
我々がプロの世界の厳しさをしっかり教えてやろうと思います。
お楽しみに。