ながら やってます

 再演の稽古です。
 でもやってて、いろいろやり残したことがあったのだなあ、と気が付きます。

 実はそれじゃイカンのだけどね。
 ダンスとか、歌とか、楽器とか、いろいろやることの多い舞台なので、なんとかまとまり、上演できたことで感動できた部分があったね、初演時は。

 と思い至ったわけです。

 しかし今回は、それに満足せずに深めます。
 ここで出会った、俳優たちと更にまた、新しいモノ作りに進んで行きたいからね。

 んで、暑い中、稽古の日々です。
 扉座スタジオだった去年と違い、今年は冷房が良く効くスタジオですが

 それでも通勤はツライ。
 夏にこんなに働いてどうするんでしょ。

 そんななか中国・蘭州方面に行っていた『アトム』チームから、公演が上手くいったと報告がありました。

 劇評なんかも翻訳して送ってくれましたが、中味をよく見ていてくれてます。

 アトムのことをよく知ってるのも、スゴイ、いまの子供でなく、特に大人の郷愁を誘う感があるようで
 これもスゴイですなあ。さすがテヅカであります。

 んで一方、松山では
 ずっと主役を勤めていた、劇団民芸のイケメン・神クンがいよいよ明日で千秋楽、明後日からわらび座のエース・みろさんに替わります。

 神クンは、一世風靡の弟チームでデビューしつつ、なぜか縁有り、老舗劇団民芸に入ったという、俳優で、歌って踊れる新劇俳優。そしてイケメン。
 ガンちゃんと意気投合し、宴会がある度に、ガンちゃんと何かやらせて下さいと、熱く迫ってきます。

 ガンちゃんも寂しくなるであろうよ。

 その『幕末ガール』はコミック化が決まったようです。
 今年の暮れぐらいから、連載になるらしい。

 マンガが舞台になるのは、よくある話しだけど、舞台からマンガになるのは珍しいのでは。

 オイネさんの物語は、幕末ものの金鉱脈だと、私は今、確信を深めているので、ここから、オイネさんブームが来ると予言します。

 エース・みろさんの登場も間もなく。

 東京では、わしが、ながらを頑張ります。
 ガンちゃんのところに入った、花柳助蔵氏は、とても面白いです。
 そしてなぜか、真剣な時のまなざしが、ガンちゃんがヘベレケに酔っぱらった時の、目つきに似ています。

 それってどうなの、大丈夫と、知ってる人はかなり不安になると思いますが、
 私は見るだび、おかしくてなりませぬ。

 そんな、ながら どうかよろしくね。



 
 
  
 
 
 



 


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