はじまりました。

 ながら がスタートしました。

 待ちかまえていて下さった、お客様がいっぱい。
 きっと昨年版のDVDで何度も観たという方もおられると思いますが、

 笑いどころ、泣き所を知っているというか、

 もちろん再演なので、こっちも多少サプライズは用意して、裏切りも図るわけですが

 それでも予習が足りてて、きっちり付いてきて下さった。というか、盛り上げて下さった。

 とにかく待ち望んでいて下さった感じが、我らにとってはとても幸せでした。

 あたたかいご声援をどうもありがとう。頂いたチカラで最後まで行けそうです。

 ミュージカルって定番になる楽しさもありますものね。
 隣でやってる、ミスサイゴン なんか同じことを何年やってるか。

 それでも大勢の人たちが何回も観てるんだものね。
 そして、曲を覚えてゆく。
 舞台と共に、口ずさんだりしはじめる。

 我々の舞台は、
 有名な尾崎作品たち満載で、初見でもちゃんと口ずさめたりするんですが、それでも知る人ぞ知る的な、レア曲も数曲混じっています。

 しかし、そんな曲も、何度か舞台で観るたび、その人のなかのスタンダードになるものです。
 今や、風のライオン とか一座内、キャストスタッフ関係なく、誰もがみな鼻歌で歌ってますし。
 あちこち、ライオン状態。

 そんな楽しみもございます。

 幕切れには、たくさんの拍手を頂きました。
 そういえば、去年も、突然カーテンコールがあったねと、昨日のゲネ後に思い出して、とりあえず
 やんわり用意しておいて良かった。

 まあ、練習まではしてなかったから、バタバタでしたが。
 
 それでも尾崎さんを突然紹介しようじゃないかと、それだけは相談してました。
 
 尾崎さんにとっても、去年は、きっとハラハラし通しの公演だったと思います。
 バンフを読むと、えっ、そんなに苦しんでおられたのかと、びっくりします。んで苦しめたその人は、私ということなのも、更にびっくり。
 亜美さんは、ひたすら楽しんでいるように見えたのに。
 恐ろしい勝手な思いこみですね。

 もはや全盛期の猿之助の狂気に近い。
 スタッフが苦しくて泣いてるのに、感動して涙してると信じていたりして。
 
 でもその苦労がこうしてつながって、昨日の幸せな初日。
 私もご苦労のかけ甲斐があったというもの。
 猿之助も、初日を迎えると、苦しんだスタッフたちは晴れ晴れとして、辛さを忘れてしまうのです。
 
 昨夜、
 客席で、立ち上がり、ご挨拶してくれた、亜美さんのお顔がとても晴れやかに見えたのは、私の思い込みじゃないよね。

 その後の宴会は、松山から一時帰省していた、ガンちゃんもいて、大盛り上がり。
 酔ったときのガンちゃんの目に似てる、輔蔵師匠とも対面が実現し、だんだん酔ってゆくガンちゃんとの見比べが、とても趣き深いものでした。

 さて
 今夜は、ミキシン、タテ様、大ちゃんの仲良し3人組を中心にした、アフタートーク付きの、フレンドシップナイト。

 明日は、私と亜美さんが開演前にお話しして、開演がいつもより遅い、夜更かしのスペシャルナイト。

 『オリビアを聴きながら』、パーティの夜が続きます。

 ぜひご参加を。



 
 


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