ひびしんホール

 やたらと手がお尻に行きますが
 それは、痔問題ではなく、財布問題によるものです。

 あるかどうか、気になって仕方有りません。
 それはともかく



 黒崎の ひびしんホール の中劇場で、昨夜初日を開けて、今日、お昼1時と、6時の2公演をやり、いよいよファイナルです。

 初めて、本格的な演劇公演をやるという、中ホール。
 
 我々としても、その使い勝手を試しつつ、みたいな感じはあり
 特に客席レイアウトに、苦心したが

 試行錯誤の甲斐あって、なかなかよい空間になっているのではないかと思う。
 舞台の間口はグッと狭まり、それでいてタッパがあって、ドーンとした抜け感がある。

 この芝居にとっては、ちと間口が広すぎる座・高円寺より、締まって見えていると思うな。
 高円寺は、あの間口の使い方が難しいんだ。

  


 昨日は、北九州、福岡の演劇人仲間も来てくれてたけど、
みな、この小屋に、何かのインスピレーションは湧かしてくれたのではなかろうか。

 正直、ここでの3回公演は、大変である。劇場スタッフもヘロヘロになっている。

 何しろ、過疎に拍車のかかる街だ。

 街そのものが、エンゲキどころじゃない、みたいな悲鳴を上げてる感もある。

 しかし、そんな時、ところだからこそ、アートとかパフォーマンスがその隙間を埋めて、街に奔放なチカラを送り込むのがよい。

 ただし
 それには扉座がたまたま来た、程度ではダメで、
 
 たくさんのアーチスト、芸人、表現者たちが、アレコレと暴れなくちゃならぬ。

 まずはネットワーク作りだな。
 そして、

 このピカピカの小屋を中心にして、街に何かを溢れさせていかねばならぬ。
 半分以上シャッターの下りた、昼でも暗い寂れたアーケード商店街が、そのままスタジオやギャラリーになってゆくような雰囲気を生みたいモノである。


 ともあれ、まずは我々をしかと見て頂こう。
 
 お誘い合わせてのご来場、お待ちしております。
 

 
 
 
 


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