わらびー

 ここから、わらび座の仕事も立て続けにある。
 扉座よりも多いかも。

 ?『ミュージカル・アトム』 最終公演
  新宿文化センター 2月21〜24日
  3年間ロングランのラストになる。今やすっかりミュージカルスターとなった、良知真次が、主演で帰ってくる。

 ?『幕末ガール』わらび劇場公演 
  秋田・角館 4月〜6月
  好評につき、引っ越し公演決定。

 ?坊ちゃん劇場新作 
 『奇想天外・歌舞音曲劇 げんない』
 松山坊ちゃん劇場 4月〜翌3月 一年ロングラン

 な感じ。

 3月からは、去年と同じく、愛媛の利楽村に住んで、新作創りに励む。

 ところで財政難の折、わらび座もついに、金融緩和政策に入った。
 よく分からんが、アベノミックでは、お金をどんどん刷ろうということになったそうだが、コレに倣ったか。

 わらび座も、札を刷った。

 とはいえ日本銀行券を刷っては、犯罪だから、わらび座内だけで通用する 独自紙幣である。
 江戸時代なら 藩札ってやつかね。
 
 先日、みなで命名して、

 ワラビー。

 今まで、わらび地区に私らスタッフが仕事に行くと、食費と称して幾ばくかの現金が支給されていたのであるが

 それが今年から、このワラビーになったのである。

 当然、セブンイレブンでは使えない。

 ま、食費渡すけど、わらび座の施設内で使ってね、ということだ。

 もっとも、わらび地区の場合、以前も書いたけど、最も近いマーケットまで、タクシーで2千円かかるので、
 それで何の問題もないのだが。

 地元の人たちもわざわざやって来て楽しむ、立派な民芸食堂や、地ビールのビアレストランまで、地区内には建ってるし。

 ただ、先日『幕末ガール』の4月からキャストの稽古でわらび座に行った時、皆でメシ喰いつつ、考えたんだけど

 このワラビーが、コピー用紙にコピーして、千円分 とか書いてあるだけの、あまりにショボイものなので

 こりゃ、コピーで、偽造し放題じゃないかと、いうことになったのであった。
 スカシもなけりゃ、紙もあまりにぺらぺらなのである。

 これたくさん刷って、2、3億ワラビーにすれば、地ビール工場も買い取れるんじゃないか、と。

 ぬかったな、わらび座、と思ったのもつかの間。

 ワラビー紙幣を検証して、誰かが気付いた。
 その紙幣の一枚一枚に

 横内先生用 と手書きで書いてあります、と。

 細かい仕事をご苦労さんだが……

 ワラビーは、使用者特定、紙幣なのであった。

 とりあえず、全部使ってきたが。


 そんな感じで、わらび座の仕事もいろいろ進行中である。
 こちらもよろしく。


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