犬たちのこと

 『悲劇喜劇』という真面目な演劇誌があって、SFの早川書房から出ている。

 ただでさえ雑誌の厳しい当節、がんばって演劇誌を出し続けている偉い出版社である。

 この雑誌の今月号、なぜか演劇と動物という特集があって
そこに、エッセイを載せて頂いた。

 エンゲキとドウブツ って そのテーマがどう成立しているのか興味深いところであるが、私は

 犬たちのことを書いた。しかも写真入りである。

 モーちゃんたちはドウブツではありません『うちの子たち』です、という思いもあったけど

 愛犬と一緒に写ったお写真もぜひ掲載させて頂きたいとか言われると
 それだけで嬉しくなって、飛びついた。
 
 みかけたら見て下され。

 しかし演劇のことはほぼ書いていない。
 モー、ポー、ミーのすばらしさだけ書かせて頂いた。
 これじゃ、犬の雑誌ではないの、と言われそうだけど。

 さていよいよ、『アトムへの伝言』が始まる。

 お知らせした 千葉市美浜のチャリティー公演は、応募が予定数を超え、抽選になったようです。
 
 当選した方は、ぜひ無駄にせず、ツアー前の仕上がりを見て下さい。

 外れた方は、ごめんなさい。
 厚木や新宿でお待ちしています。

 美浜では、当日募金を致します。
 集めたお金を、震災復興のため、寄付してくる予定です。

 このツアーでは震災の被害の大きかった地域にも行きます。
 そこで演劇の火を消すな、と必死にがんばっている人たちがいて、我々を呼んでくれました。
 
 やれることは一所懸命、日々の舞台をお届けすることしかないけど、
 それが何かの役に立つのだと信じて 東北に向かいます。

 
 
 
 
 
  

 



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