あつぎミュージックフェスティバル への思い。 今こそ書き記しておく。

 しばし、あつぎミュージックフェスティバル でいきます。

 扉座の公演が控えていて、まずはそっちを終わらせるのに必死で、敢えてずっと触れてきませんでしたが、これは、本当に大事なことなんです。11月22日まで、精魂込めて皆さんに、お伝えお届けしていきます。

 昨日今日と、外出を控えて、家で雑務などやってました。
 で、今度の出演者のことを、PVなどで確かめていたのですが

 フジテレビの木曜ドラマ『ディア・シスター』の主題歌「Happiness」。シェネルさんの新曲ですが、たぶん年末にかけて、若者たちがカラオケで競って歌うことでしょう。
 しかし何という美しい声の響き。
 この曲等のプロモーションで来日するタイミングを見計らって、このフェスのプロデューサー青山淳一氏が、厚木への出演を実現させました。
 ロスからの来日です。

 旬の旬を、持ってきたいんだ。というプロデューサーのこだわりです。

 正直、海猿の主題歌「ビリーヴ」を歌った歌姫 とか言われても、多くの方と同じように私もピンときていませんでした。
 最近は若者カラオケに混ざっても、チンプンカンプンです。かなりのヒット曲も知りません。

 でも、間違いなくコレは、本物。嘘だと思うなら聞いてごらんなさいな。
 えっ、コレ、本当に生で聴くんだ。厚木で歌われるんだ、という驚愕。

 ピンとこなくて申し訳ございませんでした、と平謝りしたい気分です。
 地方都市は、盛りを過ぎたぐらいのアーティストの方が、浸透しやすいというものがあるものですが、今最もキテるものを、という志の高さに敬服します。

 BENIさんは、私でも知ってました。メジャーすよね。

 で三浦大知さん。正直この方も、53歳のオッサンはピンときてなかった。
 で昨日今日、PV観たんですが、何という恐ろしい若者。

 子供の頃から、マイケル・ジャクソンみたいに歌って踊ってたんですね。天才だというのが、よく分かる。調べたら、あの藤井フミヤさんが、きっと、チョー大物になる、って予言してたりするんですね。
 こんなの生で見たら、どうなるんだろうと、オッサンも思いました。

 と今更ながら、この企画のスゴさに感動しているうちに、ムクムクと。 

 我が、あつぎ舞台アカデミーの子供たち、OG・OBたちにも、どうしても見せてあげたい気持ちが湧き上がってきて、メンバー分、チケットを買ってプレゼントすることにしました。

 言っておくけど完全に私の自腹です。(有)扉座 の経費にもしません。

 でもそれは、本当に心から、こういうスゴイ本物を、彼らに体験させてあげたいと思ったからです。だって東京まで行かなくてもいいんだもの、家の近所でこんなスゴイことやるんだから。卒業生の国丸リサも歌うしね。
 こんな夢を子供たちにプレゼント出来る私は、むしろ幸せです。(わたしには子供がいないのでね、これぐらいしなきゃね)
 
 アカデミーの子供たちは、何とか時間をあけて、見に来て欲しい。周りの大人たちが、立ってても見えそうな席をと、リクエストしておいたからね。
 本当は、もっともっと多くの子供たちに見せてあげたい、聴かせてあげたい。アカデミー以外の子供たちにも……

 私のチカラじゃ、この程度が相応なので。誰か、お金持ち、ドバッとやってくんないかね。
 
 ところでこんなスゴいこと企画プロデュースしてるのは、音楽業界のプロ中のプロです。プロもいなきゃ、こうはいかんよ。そもそもわしらは、こんなスゴイ、アーティストたちの名さえ、よく知らなかったんだから。

 彼は
 クールジャパンの仕事なんかも受けていて、世界中を飛び回っています。でも今も厚木在住で、必ず厚木で寝るという男。
 青山淳一さんと言います。
 出会ったのは、厚木映画祭起ち上げ会議の時。
 新しい祭り作りには、ありきたりの有識者とかじゃなく、厚木在住の面白い人間掘り起こして、連れてきて欲しいと、当時委員だった私がリクエストしたら、同じく委員だった彼のマンションの大家さんが、変わり者だけど、なんか東京で活躍してるらしいから、と連れてきてくれた。

 聞けば、現役バリバリの音楽プロデューサーだった。(私の一回り下)
 で、厚木への思いに溢れている。
 今は東京で仕事してるけど、生まれ育った厚木のためなら、何でもヤル、やりたい、と。

 厚木は毎年、あゆ祭りで、有名人が来て、俺ら子供の頃、楽しみで仕方なかったんだよ。そして他の町に自慢してた。それが、なんか最近、ぐっと冷え込んでて心配でならないんだ、と。
 自分の愛する音楽で、厚木を盛り上げたい。

 この時の、この人との出会いから、今回の企画が立ち上がり、ちょうど市制60周年という節目もあって、実現したんです。

 ただ市からの予算は、信じられないほど、小さなものです。普通のイベンターが見たら、一桁間違ってると思うはず。
 これをもし、電通、博報堂などに依頼したら、どんな請求が来ることか。

 でも、そこを街を思う方たちからのご寄付と、チケット販売で賄う決意でスタートしました。官民一体となって、やり遂げよう、と。
 だから、行政の催しでありがちな、偉い人招待席 という枠をほとんど設けておりません。
 とにかく全席売ろう、と。
 偉い人にも買って貰おうと決めてますから、偉い人たちも買うように。
 
 計算では、5000円でもかなり苦しいやり繰りなのです。
 でも、厚木のみんなに喜んで貰えるように、普段そういうライブに触れる機会のない人たちにも、体験して貰えるようにと。ギリギリまで頑張ってやっています。
 委員同志の 打ち合わせの飲食も、すべて自腹だし、打ち上げもたぶん会費制になる。

 でも誰も、泣き言も文句も言っていません。

 ただただ、厚木で盛り上がりたいという一心でやっています。
 そして、あと少しだけ残ってるチケットを、確実にお客さんたちに届けて、最高の客席で素晴らしいゲストたちを迎えようと、最後の追い込みにかかっています。一席も無駄にせず、きっちりと売り切りたい。ひとりでも多くの人に届けたい。

 こうして買って買って、というとね。
 なんだか、こちらが儲けようとしてるみたいじゃない。
 でも、これは、嘘ひとつなく、ただただ厚木のための活動です。だから、皆さんに宣伝協力のお力添えをお願いします。
 そしてもし、迷っていたら、明日、チケットを予約して下さい。

 昨日今日の調査で、確信しました。
 歴史に残るイベントになります。
 こんなメンバーたちが、厚木に集まって歌ったんだよ、と。いつの日か伝説になる。それぐらいスゴイ並びです。
 しかも、ここ厚木でしか観られない。ただ一度のイベント。

 自分は興味ないという方で、しかし金はあるという方は、ぜひ何枚か買って、貧乏な若者たちにプレゼントしてあげて。
 若者文化と言うけれど、実はライブだって、行く人間は限られていて、体験したことがないという子たちも多いんです。
 そして人生に退屈してる……

 誰かが、最初の導きをしなくては。

 
   
 
 


  
 
 
 
 
 
  
 

 
 
 
 
 

 
 
 

 
   


 









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