3月になり、また新しい季節
『トラオ』の稽古中であるが、
一方で、新しい季節がはっきりと巡ってきている。
今日明日の研究所オーディションが終われば、
エデュケーション部部長にして、HP担当の田中クンも、一息ついて、新たな情報をアレコレ載せてくれることであろうよ。
人の帰去来、
そして新たな予定の発表などなど。
たくさんのニュースがある。
まあ差し障りない程度で、私個人のことを言えば、
厚木市文化会館の三十周年記念音楽劇が正式発進し、出演者の公募が始まった。
扉座では、福岡国文祭、大和市民劇、豊橋市政百周年記念音楽劇と続いてきた、
現地制作舞台の集大成となるべき公演である。
上演は9月はじめだけど、今月中に市民参加者を公募し、4月には大オーディションを敢行する。
詳細は、厚木市文化会館HPか、
間もなくここでも、情報が出せるだろう。
今日、明日と扉座研究所のオーディションはやっているけど、
それほど本格的ではないにしても、我々とともに舞台を創りたい、舞台に出たいと思っているような方には、
最適な機会であると思う。
8月の辺りは、ちょぃと頑張ってたくさん稽古するけど、働いてる人や主婦、学生などが無理なく参加出来るようにやってゆくものである。
あくまでも市民が主役だ。(榊原郁恵さんとか小泉今日子さんなんかもご出演ですがね……)
あと『いとしの儚』が明治座で、4月の半ばから半月公演される。
昨年は、遊び座で、茅野イサムで上演されたが、
今回は、扉座研究所の特別講師もやって下さっている「北の国から」の名監督・杉田成道さんの演出で。
杉田版は『HAKANA』として、以前パルコ劇場で、井川遥、山崎銀之丞コンビによって上演されている。
思えば、ブレイク直前の谷原章介さんが、ゾロ政で出てたりしていたものよ。
今回もタイトルは『HAKANA』で。
これには扉座の若手数名も出る予定。
そうそう、ついでに言えば、昨年の儚のゾロ政は、今週結婚式がある、山田まりやの新郎、草野徹氏である。
さらに加えるなら、扉座の舞台では、今や売れっ子演出家となった茅野イサムが演じている。
ゾロ政をやると出世するのだ。今回はそれを、我が扉座の期待の新鋭……なんてことになれば良いけど、それはないか。
実を申して、細かいキャスティングは、私はまだ聞いてないのであった……ミキティが、儚だってのは知ってるけど。4回転の安藤選手じゃない方の、ミキティだぜ。
それはそうと、
今日のオーディションは、なかなかレベルが高かった。
レベルのみならず、年齢制限撤廃によって、参加者の平均もぐっと上がっているが。
それでも、歳なんか関係なく、誰もが皆、真剣に扉座の舞台に立ちたいと集まっている。
つい先日、韓国で70人弱の女優達のオーディションをやって来たけど、
日本だってその情熱に違いはない。
明日も。
そうそう、例の韓国の「ガラスの仮面」ナムヒーである。
実は、その後、また大きな話題を投げかけてくれたのであるが、
これについてはまた後日報告します。
はっきりいって面白すぎます。