稽古始まりました
無事にナムヒが来日しました。
というのは、微妙に嘘です。やはり、一筋縄ではいかないくせ者でありました。
なんと、韓国から来日するのに、もっとも大切なモノを、持たずに空港に行ってしまったのでした。
パのつくものです。
信じられないでしょ。
でもマジです。
で、予定の便から、4時間遅れての到着に。
また例によって、動画シリーズがアップされ、その第一回目は、ナムヒさんのご挨拶な訳ですが、
ご覧いただければわかるように、やたらお詫びばかりしております。
なんかの謝罪会見のようですね。
事情を知らない人が見たら、
この人、何をやらかしたの!?
て感じでしょうが、今までのあれこれと、さらに加わった、今回の忘れ物伝説のせいなのです。
あと、何やら怪しい日本語をやたらに使っていますが、
これも理由があって、
それはまあ、芝居を見てようく頂ければわかります。
おら。おら、と言っていますが、
クレヨンしんちゃんに被れているのではなく、お伽の棺
のせいです。
彼女は今回、日本語のせりふをたくさん言わなくてはいけません。
で、かなり熱心に、練習して来日してくれました。
それ故、今のところ、もっとも身近な日本語が、芝居のせりふとなり、日常的にも日本語を使うと、お伽の棺テイストになるのです。
ともあれ、稽古は始まりました。
期間が短いので、いきなりフルスロットルで、ぶっ飛ばしています。
でも、ナムヒは、やっとこの時が来たとばかりに、休憩時間も台本にかじりつき、嬉しそうにしています。
休めと言っても、休みません。
むしろ、セーブするのが大変なぐらいです。
その勢いに引っ張られるようにして、犬飼が最若手という熟年一座も、何か青春時代に戻ったように、
今日が何が起きるのだろうと、ワクワクしたりハラハラしつつ、稽古に没頭しております。
また、様子はお知らせいたします。
今回の公演は、思いの外、キャパが小さくなってしまいました。
どうぞ、お早めのご予約をお願い申し上げます。