正直に申して
実は、今回は書いているときに、自信がなかった。
何度も書き直して、混乱してたせいもあるし。最後の方は本当に、煮詰まっていたから。
書いたモノを、冷静に顧みる余裕もなかった。
で今日、はじめて通してみて。
なかなか、良いじゃないか、と思った。
今回は大人の芝居にする。
変な妖怪が唐突に現れたりとか、老人だけ、とか 工事人だけ、とか。極端な偏りもなしにする。
基本的にフツーの人の物語。
と宣言して取り組んだワケであるが、
それが意外にちゃんとクリア出来てる、と思ったな。
ブログ会見の時に、犬飼がなかなか利口なこと言ったな、と感心したのであるが、
家族の関係でもなく、友人でもなく、恋愛でもなく、
役場とか、会社とか、そういう社会的な関係だけで描かれた芝居って、あんまり例がないと思うので、と。
確かに、私の作品としては、それはかなり異色である。
ただ問題は、今まで、そういうことをやってこなかったのにはきっと理由があり、
それはたぶん、そんなことしても、面白い芝居にならないと思っていたからだと、自分で考察するワケで。
つまるところ、で、結局、面白くなるのかよ、と。
それも、面白いという言葉の解釈変更で、こういうのも、ある意味面白いです。ではなく。
今まで、私が思ってきた、面白い の範疇にしつかり入る、伝統的な 面白さ を維持することが出来るのか。
ここんとこは、勝負であり、
そりゃ、勝つつもりさ、と言っておくけど。
まあ、見た人に決めて頂くしかないでしょうなあ。
そんな感じで、とりあえず
いろいろご心配おかけしましたが、
すでに 通し稽古 に辿り着きました。
ここから、練り上げて参りまする。
本日
元スタッフの故佐藤一憲氏命日。多摩境の空は今日も青く、太鼓の響きが広がっているようでした。
合掌。
