乱童とかサツキマスとか

 十月は 乱童 の稽古をしなきゃいけないので、今のうちに、サツキマスを書き上げなくてはならぬのである。

 で、ウンウンと唸る日々。

 乱童 は 一応のカタチとなり、準備にとりかかる。

 んが、何と、まだ台本しかない状態なのに、すでにチケットがないとか。
 もう何もしなくていいんじゃん、状態である。
 
 もちろん、ここから必至に面白くしてゆくつもりで、

 にしても、ここから力注いだ結果、面白くなって、それが人に広がったとして、いったいどーなるのであろう。

 まあ、今回は中味に専念するのが私の仕事なので、それはまた誰かが考えてくれるだろうよ。

 でもせっかくだから、事件にしてやろうと、密かに野心を燃やす。

 サツキマスは 目下ひたすら苦行。
 例によって、書いては書き直し。
 この苦しみの果て、何かが見えてくると信じて、暗闇でバタ足を続けているという感じ。

 乱童は 威張って弟子に、好き放題、文句つけて、書き直させたりしてれば良かったので、
 罰が当たっている感じ。

 書くのはとっても大変です。ハイ。

 そんななかで、明日は福岡に。
 一泊で、新設の九州戯曲賞というヤツの審査をしてくる。

 栄えある第一回目の審査である。

 今、自分が執筆に苦しんでいる最中なので、どの作品もことさら姿勢を正して読ませて頂き、
 なんて上手なの、とか、ステキなアイデアねえ とか。
 素直に、嫉妬したり、打ちのめされたりして、おりました。

 今回のは、かなり地方色が出ていて、面白いと思った。

 演劇は まだまだ 深く広いね。

 負けずにがんばる。

 
 
  


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