キーハンター そして 開幕へ

 タイトルは意味不明。

 昨夜、私からの悲鳴のような留守電を帰宅途中の電車の中で聞き、即座に佐倉の自宅までの帰宅を捨てて、鍵を紛失した座長のために事務所に戻った田中くん、
 さっそく捜索を開始した結果、事務所内の床に転がっている、私の小銭入れ&キーホルダーを見事、発見したのであった。

 なんという、忠義者。
 迷いもなく、我が身を捨てて、殿の危機を救う
 まさに

 漢 オトコ である。

 ま、結果を観れば、案の定、私のうっかり行動だったワケで、がんばってくれた田中君には申し訳ないけど、かなりしょぼい話なんだけど。
 出てきて、よかったことに違いなし。 

 そして田中くんは、私に電話をしてきた。
 ありました、と。

 それがほぼ午前1時。

 そこまでして貰って、それじゃ、また明日、というのも、あまりに申し訳なかろう。

 ホントは、舞台稽古とかいろいろして来た後で、もうゆっくりしたかったのだけど、

 んじゃ、今からタクシー飛ばして、受け取りに行くから。
 と。

 そして、もう一回、着替えたりして、外に出て、タクシーで事務所に戻り、田中君に深くお礼を申し上げて、
 無事に、キーと小銭入れを受け取って、ようやく帰宅しました。

 ともあれ
 大事な鍵は、無事に戻った。

 これは字面も言葉の響きも良いですね。
 縁起の良い感じがする。

 自分のやらかした、うっかりで、それが収まったから、縁起良いって、ご都合主義にも程があるけど

 鍵が消えたまま、不明なのです、なんて結末より遙かにいいのは確かだろう。

 なにしろ 鍵 だ。
 扉に、鍵がなくては、どうにもならぬ。
 
 ともあれ
 そんな感じで、今朝、心新たに厚木に向い、
 ゲネプロをやって参りました。

 いつになく、美しい舞台になっております。
 幻の大魚、サツキマスの棲む、川の物語なので、美しいことはそれ自体が大事なテーマなんですが。
 
 この芝居が、皆様の胸に届くよう祈りつつ、明日、もう一度稽古して、夜の本番を迎えます。

 ご覧になった、皆様は、どうぞ感想などどしどし、お寄せ下さいまし。
 そしてまだ、ご予定のない方は、そろそろ、ご予約の支度をお願い致します。

 では 劇場で。
 明日は厚木に泊まりなので、1日空きます。
 初日の模様は、他のメンバーのブログでどうぞ。


 

 


 


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