すみだ小劇場

 今日から
 すみだパーク内に新設のスタジオ 倉 で。
 ラブ×3 13 がいよいよ開幕です。

 ラブ×3 は1回目が、学芸大学前の、千本桜ホールというところで、その後、銀座の みゆき館とか、明石スタジオとか、原宿のスタジオ・デビエス とか、六行会ホールとか、いろんなところでやっきています。

 基本、小劇場が多かったのですが、ここ数年は立派な六行会ホールでやってきて、
 それが

 今年、六行会ホールから、久しぶりの、小劇場空間に移っての公演です。

 せっかくフリーの空間なんだから、ここしか出来ないことをやろうと、スタッフ一同、知恵を絞って、小劇場らしい公演になっています。

 で
 昨日、ゲネがありました。

 今までは、あたふたと新馬場に集合して、必死に新空間に馴染む努力に時間が費やされたのですが

 今回は、何と言っても、我々の稽古場のある、その敷地内で、
 何かと勝手知ったる場所のせいか、初めて使うスタジオなのに、馴染みが早く、スタッフもキャストも、とても落ち着いて、集中できています。

 その分、中味も熟成できて、なかなかのものになってると思います。

 新馬場では、演劇関係者がフラリと通りかかる、なんてことは、まずないのですが
 ここはたくさんの稽古場があり、のべつ演劇関係者が出入りしています。

 しかも、新スタジオは、ゲートの脇なので、目抜き通りに立っているようなものです。

 んで
 いろんな役者やスタッフたちが、ここを覗いていきます。
 
 だから、錦糸町の小さな倉庫ではありますが、何げにプレッシャーはきつく、
 
 みっともないことは出来ない、場所なのです。

 しかし
 その心配はないかなと、昨日見て安心しました。

 スタジオの雰囲気もとても良いものになっています。

 客席は、少し前に閉館した、某スタジオから、譲り受けたものだそうです。
 悪く言えば、ぼろいものですけど、座り心地はよく、なにより話題作や名作がたくさん生まれたその劇場の記憶が染みついた

 ビンテージ ともいうべき味わいがあり、良いことが起きる予感を漂わせてくれます。

 劇場には、こういう 手触りとかがとても大事なのです。人々の匂いとか。

 演劇の新しいメッカにふさわしい、アイテムだと思います。
 演劇人が見たら、すぐに使いたくなるのではないかしら。

 今まで、ラブ×3 のあとに行く店に困っていました。
 しかし、今度はホームの錦糸町です。

 何も言わなくても、劇団員が集まってくる、飲み屋、食い物屋が、たくさんあります。
 それらの店も今や、何げに、演劇関係者のたまり場みたいになっています。

 実際、いろんな人に会うし、
 すみだパークが出来てから、北口方面は徐々に演劇の街になってきているのです。

 ご来場下さる方々には、そんな感じも味わって頂きたいなあと思います。

 あと
 建設途中の新タワーね。

 錦糸町から、稽古場に歩くと、ぐんぐんとタワーが近づいてきます。日に日に変化している姿なので、今だけの姿を目に焼き付けて下さい。

 ちょっとザンネンなのが、本日9時辺り、FM横浜トレセン のガン平・犬サン、一年ぶりの登場が、こちらの本番に被っていること。

 錦糸町に来られない、方は、FM横浜に、応援を。

 では新スタジオ・倉 でお待ちしております。




 追伸
 某ソーシャルネットワーク内の日記に
 子犬たちの姿、あります。
 親バカです。 


 

  
 

  

 
 

 


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