ここから!

 雨雲を睨み付けて、新宿の工事現場で、扉座初の記者発表。
 ホントに取材の人なんか来るのか?とわしら自身が疑いつつも、この日々がいつか伝説になるのだ、と自分に言い聞かせて、無茶と無謀にチャレンジし続ける。

 案の定、天はわしらに、雨という試練を課したが、そんなものには負けず、やるべきことをやったわしら。

 取材の方も、決して多くはないけど、雨にも関わらず数社が来て下さった。(もっとも少なくて、当たり前だよね。有名人なんかいないんだしね……それでも轟組のために来て下さったのだから、有り難いことこの上なしです!)
 

 そして、たくさんの協力者の方々。
 轟組に場所を貸して下さった、工事現場の皆さん、松竹の関係各位、に心より感謝致します。

 紀伊国屋の裏、松竹の映画館を建て直している現場です。
 
 その土地は、かつて轟組が踏み固めて、芸能の神に祈りを捧げた、と後の世に語り継がれてゆくことになるだろう。

 
 その後、稽古場に移動。
 着替える場所がなくて、会見で着た、寅壱衣裳のまま、錦糸町に。
 
 気が付くと、胸にも、『施工責任者・横内謙介』の名札を付けたままだった……

 その後、稽古。
 AUNの公平さんが来てくれて、リズムセクションを見てくれる。
  
 そして、吉田亜希クンの稽古。
 名古屋に行ってる間の自主稽古で、歌もダンスも芝居も、かなり出来上がっている。
 このアッキー、いきなり呼ばれて、たった3日しかやってないのに、恐るべき進度である。

★吉田亜希クンのプロフィールが、トップページの轟組メンバー紹介コーナーに出ています。是非覗いてみて。

 その情熱と気合いに感激しつつ、ちょっと丁寧に芝居の部分の稽古をした。
 良い感じに、累央演じる棟梁の、妹の雰囲気が漂っている。
 大丈夫、アッキーでイケル!

 あと
 AV男優、串間クンと、またまたドリルCMを撮った。

 今回の再演で登場する、あっと驚く新アイテムの紹介である。
 ただの再演ではない!
 そこんとこヨロシク。
  
 ともあれ、
 明日もひたすら稽古……

 しかし、明後日には、また福岡に行かなきゃいけない。
 『猫と針』
 の福岡公演のため。

 6月の半ばから、休みらしい休みがない。
 ずーっと何かやっている。
 かなりグロッキーである。
 でも、負けない。

 全部、納得のいくカタチで、やり遂げる。

 見届けて欲しい。
  


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