初日です

 アトム、2度目の初日。
 何度も仕切り直しみたいなことがあり、その度、初日を迎えているような、この作品。

 でも、いよいよ、有る意味、天王山みたいな、初日を迎える。
 
 思い起こせば、昨年、
 手塚&東北、繋がりで、ダブルに験を担ぐ感じで、
 百鬼丸ツアー を回っているときに、パソコンを持ち運んで、第一稿にとりかかったのだった。

 あれからかれこれ、一年になる。

 今日、ゲネ見てて、よくここまで来たなあと、
 とても感慨深かった。

 今さらながら、ちゃんとミュージカルになってるし。

 先日
 こまち で、角館から、帰るときに、ラッキィさんとしみじみ語り合ったのだけど

 ミュージカル界の大御所、音楽監督の、甲斐正人先生は別にして
 
 何たることか、脚本、演出、振り付けの、
 私と、ラッキィさん、エリさんは、
 実は、本格的オリジナルミュージカル、デビューみたいなものなのであった。

 ドリル魂

 はあるけど、あれはやはり、ちょっと企画物っぽい、雰囲気があり、オフオフオフ作品 という位置づけであろう。

 それに比して、今回のは、一本ストーリーが通っていて、物語が、歌と踊りで進行する。
 まあ、ちょっとポップテイストなので

 オン、というより、オフオフ、ぐらいの感じかもだけど

 それでも、これはもうミュージカルと名乗っても怒られないでしょ、という作品になっている。

 だから
 我々にとっても、記念すべき作品であり、
 また、今後の我々の進む道が、定まるであろう、大事な公演ともなっている。

 わらび座の初日には、仕事でいられなかった
 ラッキイさんも、明日は、ラジオの仕事を終えて、開演までに駆けつけられそうだ。

 我々の今後を占う、大事な一戦。
 闘っているのは、代表だけではないのである。

 勝ち点がとれる、
 良い初日になりますように。

 


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