幕末ガール ドクトル☆おイネ

 秋葉原の愛媛祭りというか、物産展 をやっているところで、
 来年、愛媛・松山で一年間やる予定の
 『坊ちゃん劇場』公演、

 『幕末ガール ドクトル☆おイネ』
 
 の製作発表会が開かれた。
 『アトム』に次ぐ、わらび座系ミュージカルをこしらえるのである。『坊ちゃん劇場』はわらび座の系列劇場なのである。
 

 題材は幕末に生きた実在の人、オランダ医師・シーボルトの娘にして、日本初の西洋医学女医・楠本イネ である。

 おイネさんが、若き日に、長崎から、縁あって愛媛の卯之町という山間の村に来て暮らし、蘭学を学んだのである。
 ご当地ネタといえばそれまでだが、調べてみると、この女性の人生は、女龍馬と呼びたくなるような、激烈にして、鮮やかなものである。
 ご当地芝居として起ち上げるけれど、全国的に観て貰いたい、グローバルなものになるべきものである。

 幕末は、熱き男子たちの青春の季節であったが、その中にあって、紅一点、男子よりも逞しく、生き抜いた混血児女性がいたのである。
 強く可憐な、女の幕末一代記だ。

 その記者発表。
 今は役者として、稽古場で毎日会っている、ラッキィ池田氏と、作・演出家と振り付け師として、参加してきた。

 来年4月にスタートする公演である。その台本を書き、演出をする。

 ま、詳細は、そのうちに。

 わらび座としては、今度の日曜日、北千住のシアター1010 でアトムが上演される。
 2011年11月20日(日) 開演時間 1時 と 5時半 の2回。 
 
 東京では久しぶりの一般公演である。
 新宿の特別版で、ヒロイン・マリアを演じた、元劇団四季の五十嵐可絵が、今年の舞台をずっと勤めてくれている。

 その他の役も、初演とはかなりキャストが入れ替わったが、今回のチームも良いアンサンブルで、加えてそれぞれに個性豊かで、むしろ面白みが増していた。

 先月、文京シビックホールでやった舞台を、あの大地震直後の能代公演以来に久々に観たのだが、私としても満足のいくものであった。


 興味がある方は、ぜひ、見てみて下さい。
 ★ 念のため、上演日時等、確かめてからお越し下さいね。

 

 
 


 

 

 


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