昨日今日とか

 まず、ターザン山本さんが『ドリル魂』を見て下さって、ターザン・カフェに感想を書いて下さっていました。
 スゴイ!

 ターザンさんを知らぬ人には、何の事やらでしょうが、日本一の格闘技ライターであります。
 わしは、ずっと氏の文章のファンで、一度、氏の言葉で、我が芝居を評して頂きたいと思っていました。

 で、ここがチャンスだろうと、勝手にご招待状送りつけたら、律儀にも、見に来て下さったのです。
 そして念願がかなった!

 今回は、久しぶりに、そういう青臭いことをしました。
 で、演劇界のみならず、個人的に敬愛する方々に、面識あるなし関係なく、お手紙を書き、見て下さいとお願いしたのです。

 46にして、こんなことをしている姿勢。これは、うちの若い人にも是非、見習って欲しい。
 そしてこれこそ、二十歳で、劇団旗揚げしてから、一貫して変わらぬ姿勢でもある。

 今でこそ、多少は知られた老舗劇団だけど……
 最初っから、演劇界関係者だの、芸能界の方達が見に来てくれたワケではないのだ。
 27年間、こうしてコツコツ、各方面に味方を増やしていった成果なのである。
 で、今もその途中なのだ。

 ミスチルが好きなら、タランティーノが好きなら、手紙書いて、自分で呼ぶのだ。 


 それはともかく……

 ここ2日の出来事を。
 昨日は、『女ねずみ小僧』の制作発表。
 その後、三宿に行き、

 漫画家のナナナン(漢字が出てこねー)キリコさんとお会いして、今度の舞台のイラストをお願いした。
 以前、ケイタイ短歌 というNHKのラジオ番組でご一緒させて頂いて以来、わしはすっかりファンになっていた。

 作品はもちろん、お人柄にも。

 で、今度の大人の恋愛オムニバス、にはキリコさんの画しかなかろう、描いて欲しいと、勝手に決めていたのである。


 そんなラブコールを語りつつ、雑談しばし、そしたら、その場(打ち合わせしてた喫茶店)で突然、

 オッ、今なら描けそうな気がしてきた……
 
 と先生は言い出して、

 その場で、紙と何か分からないペン数本をカバンから取り出し、

 お二人(わしと赤星)は、テキトーに世間話でもしてて下さい。あと、アタシ、しばし挙動不審になりますけど、気にしないで……

 と言い残し、あとはわしらを無視して、ご自分の世界に没入され、
 そこから小一時間、店の外をウロウロしたり、キター!と呟いたりしつつ、チラシの表紙をあれよあれよと描き上げられたのであった。

 わしら思いがけず、アッと言う間に作品ゲット。してしまった。

 スーパー即興である。
 なんちゅうか、芸術の神を感じた、時間であった。
 やはり、ナナナンはグレートである。

 このチラシの上がりに、是非期待して欲しい。

 
 さて、今日は『女ねずみ小僧』稽古場に行った後、
 新宿に移動。

 同じくラブ×3 R36 に短編を提供してくれることになっている、大森(大河)寿美男 さんと打ち合わせという名の呑み会を。

 わしと、赤星、茅野で、先生を囲んで。

 でも大半、昔の与太話に終始してしまった。
 思えば、寿美男先生とも、古い付き合いである。

 すでに先生の中には構想があり、
 明日にでも書き上げそうな気配。
 
 ナナナンシステムで、ここで書いてもいいですよ。

 と言ったけど、さすがに、そーはいかなかった。

 しかし、これも来期待して欲しい。


 明日は、同じく、短編を執筆して下さる予定の、
 とあるシナリオライターさんと、お会いする。

 この方も、
 びっくりするような、ビッグネームである。

 間もなく、情報解禁になるので、期待して欲しい。


 とそれやこれで、すでに次のハードルを越え続けている、
 わしであった。

 
 
 
 

 


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