ながら
早めの宣伝です。
次は青山円形劇場で『オリビアを聴きながら』です。
再演ですが一部、キャストが替わります。
松山に行ってるガン平さんと、新国立劇場に出る、岡森さんと。
このふたりの役が、新しいキャストになります。
ひとりは花柳輔蔵さんで、もうひとりは御大・石井けん一……
喧のヘンがりっしんべん。なぜ出ないんだ……コピペしてきます。
ハイ、石井愃一さん、です。
花柳さんは、その名の通り、日本舞踊界のホープでありつつ、役者もやってる、とても芸達者な方。
以前、三木慎一郎と小牧祥子が出てた高平哲郎さん演出の舞台で、一目でこの人に興味が湧き、気になって、密かに追っかけていました。
意表をついた隠し球ですが、ガン平不在というピンチを乗り越えて、余りある成果が期待されます。
石井さんは、エンゲキファンなら、その名は知らなくても、顔を見れば分かるでしょう。観たことがあるでしょう。
東京ボードビルショウの幹部にして、世界のニナガワの信頼篤き、お笑いから前衛芸術作品まで、何でも来いの名優です。
以前から、いつか出て貰おうと画策していたのが、今回、いろんな巡り合わせで、ピッタリとはまりました。
これはもう、憎々しい、上司になります。
三木慎一郎も闘い甲斐があろうというもの。
ちなみに、一番良い席はどこですか、とよく聞かれますが
円形劇場の場合、好きずきです。
昨年は、日によって座り場所を替えて、演出していました。
前も後ろも、同じようによく見えるし。
ただま、どこの小屋でも、最前列に座って演出することはないので、一番前ってのは、観客のモノなんだろう、と思います。
方向変えて、何度か観るのが、良い方策です。
先日、厚木の公演に、尾崎亜美さんも駆けつけてくれて、
次は『オリビア』ですね、と確認し合いました。
何でも短縮するのが、我々の悪い癖です。
『オリビアを聴きながら』です。
でも、真のツウは、というか実はまだ私だけの試みで、しかも昨日から発作的に使い始めたばかりですが
『ながら』と言う言い方もあります。
ついでに言うと、
先日の舞台でチビッコ杉野を演じていた藤本君は、ずっとゴリという愛称で呼ばれていたのが、
ゴリゴリ君と呼ばれる介錯人・磯田を演じた松本亮が現れたために、
ややこしいから、という理由で、幹部から
お前、今日からゴリの使用禁止な、で新しい名前は
『小ジュンジ』だから、
と勝手に言いつけられて愛称変更しました。
犬飼淳治の弟子でもないのに、小ジュンジです。
ゴリゴリよりずっと前から、ゴリでやってきてたのに。
芸能界は恐ろしいところです。
ともあれ『ながら』の再演、どうかよろしく。
くだらないことダラダラ書いたのは、PCに向かいつつ、仕事したくない病にかかって、グッタリしているからです。
台本書きは、ツライデス。まこと、苦しかデス。ほんなこて、ツラカですばい。
アタマの中で、リフレインが叫び続け、幕末ガールも聞こえてきます。
とにかくしばし過去に浸っていたい……のに。
しかし
夕方からは、またまた机から逃げて、いやいや、歴史を目撃するために、新橋演舞場に行ってきます。