独眼竜 の初日とか
行ってきた、オリックス劇場。
お昼のゲネと、夜の初日。
想定を超えて、良く仕上がっていた。と宴会でも、語らせて頂いた。
とっても感動的な舞台に仕上がったと思う。
人々の感想を聞いたわけでもないけど、自分が客席にいて、そう思えたから、幸せだった。
EXAILファンだけでなく、演劇愛好家にも観て欲しいと思った。
夏の暑い日々、いろいろ同時進行で時間がなくて、夜明け前から起き出して、書いたりしていたんだけど
そして、その辛さに、引き受けたことを何度も後悔したりもしたんだけど
今となれば、やって良かった。
でも、稽古が休みなのに、ひとり稽古場に来て、立ち回りを練習していたという、マキダイ氏はじめ、関係者一同のがんばりの賜である。
数日前のこと、独眼竜の稽古が休みの日だといって、トシ君が錦糸町の稽古場を覗きに来た。
んが、たちまちスタッフからの電話で呼び出されたのだった。
マキダイさんが稽古場に来て、稽古をはじめた。ついては殺陣の相手をしてあげられないか、と。
あの大スターが、この地道な努力。
成功させなきゃ、申し訳ない。
彼らは盛大な拍手にふさわしい。
かの木村拓哉さんが出ていた東京芸術劇場の開館記念作『モダンボーイズ』以来、ほぼ20年ぶりぐらいに、舞台の仕事を一緒にやった有森也実さんや
銀之丞さんらと、しみじみ初日の余韻を楽しみ、夜遅くまで演出の岡村氏とともに、来し方行く末など想い、深夜まで盛り上がった。
みんなほぼ同世代。
気が付けば、我らが先輩になって、若い人たちとともに舞台作りをしていることに、感慨深いものがあった。
あの時、也実さんは初舞台だったんだ。
独眼竜 はここから更に良くなって行くだろう、舞台がぐっと近くなり凝縮されるコクーンに移って、またどんな進化を見せるか、楽しみである。
あと個人的に、モーレツに受けたのは
犬飼クンが、EXAILとともに、EXAILダンスを踊っていたこと。
ケンタもトシノリも踊っているけど
ケイジ氏のすぐ隣で、犬飼が、必死にEXAILっぽくやっているのをみつけた時、ウワッと叫んでしまったものよ。
お前、もうアングラになんか戻れないぞ。
花園に帰れないぞ、とからかったら。
EXAILに入りますと、言っていた。
確かにユニフォームは、すでに劇団エグザイルのそれになっていて、
身振りも時々、親指立てて、イエーイとか言ってたりして
すっかり向こうの人になっている。
もし見にいく人がいたら、EXAILになった犬飼を捜してみてください。
で一夜明けて、のぞみで東京に。
錦糸町で、今日も通し稽古をしました。
夏の大汗仕事ふたつが、収穫を迎える秋です。