オッサンであることを自覚する
ムリに若造りしているワケじゃあない。
でも背広とか着る必要がないし、気楽にやってると、どうしても、若者っぽくなる。
スーツでやる仕事じゃないし。
行きつけのヘアサロンでは、何も言わなくても、セッセと白髪を染めて下さる。
一回、白髪になってみようか、と提案してみたら、
ダメダメ と即座に却下された。
横内さん、似合わないよと。
それやこれやで見た目の、若作りが出来ているのである。
しかし、中身は、ちゃんと歳取っている。
岡森クンのブログに、経年劣化と書かれている。
六角の、尿道結石問題と共に、紹介された、私の疾病。
ジワジワと世に洩れる前に、自分で言っておく。
痔 です。
☆ここら辺から、アダルトな表現が含まれます。
15歳未満の児童と、清純テーマのお好きな方は、ご遠慮下さい。
六角が、座薬で結石の痛みを抑えて舞台を続けているというのを、心配しつつも、
正直ちょっと面白がってもいた、
そのバチが当たったのだと思います。
期せずして
私も、
座薬のお世話になることに相成りました。
もともと、その気はあたっというか、明らかにそうでした。
んが医者にはいかずに、市販薬などで、のらりくらりしていたのですが、
ここ数日、ついに夥しい出血などが見られるようになり、
のらりくらりも、危険な感じになっておりました。
忙しさを理由に、見て見ぬふりとかしていましたが
血を見ぬふりは難しくて。
医者の知人は、
大腸癌とかの場合もあるんだから、油断は出来ぬ、早く調べろと厳しく忠告してくるし、
でも、モノがモノだけに、診察を受けるのもチト憂鬱であった。
そんな状況下、来週から旅に出ることもでもあり、
思い切って、近所の病院に行ったのだった。
老紳士の先生は、極めて冷静に威厳をもって、私に臀部の露出を命じ、
横たえさせ、
おもむろに、菊門に何かを挿入したものよ。
その道の趣味のない私にとっては、初めてのことである。
なるほど、この感覚なのか。
物書きとして、知っておいて損なことは何もないけど、たぶんこの先もコレが喜びに変わることはなかろうよ。
ありますねえ、内痔核。
座る仕事ですか。
そうです。
きっとローションが使われていたのだね
診察後の、お尻周り
そのぐらい、自分で拭きますと進言したかったけど、
その間もなく、看護師さんが手際よく、後始末して下さる。
時間にして、ほんの数分、悩んでいるより、ずっと簡単なことであった。
当然だけど、こちらが不謹慎な妄想とかする余地もなく、シリアスにして淡々と作業は進んだ。
で診断が、
まあ、九分九厘、痔の出血だと思いますが、一応クスリで様子を見ましょうと
で
ここ数日、楽屋で話題になっていた、座薬が我が身にも処方されることになったのである。
ひとまずの安心と共に、
何とも言えぬ、切なさが、身に漂った昨日であった。
分かっちゃいたけど、痔だね、うん。
アナル方面、弱点です。
今年は時間が取れなさすぎで、11月まで延期した人間ドック。
今度は、きちんと受けなくては。
さて
改めて、岡森ブログを見ると、
並んで撮影された、座薬の 座頭と、公演座長。
この扉座2巨頭が それぞれ下腹部の前後に、
トラブルを抱えて、目下、エンゲキ活動に取り組んでおります。
その意気は、微塵も下がることはないが
オカモリのカメラは残酷に性根を写し
疾患オッサン二人、とってもしょぼい顔になっている。
歳は取りたくないねえ。
でも、取らざるを得ないものだからねえ。
そりゃ、あちこち部品も傷んでくるよねえ。
励まし合う、オッサンたちであった。
朝から、びろうな話題ですみませんでした。
そんな『端敵☆天下茶屋』今日は、お昼2時の公演で、夜はないので、
お間違えのないように。
こちらは本格治療で、元気に、
ひたすら出待ち状態の、
結石オヤジ を支えます。