続☆左サイドの話

 私の記憶が正しければ

 岡田達也とはキャラメルボックスの役者であるはずであるが、本物のたっツァンがこんなとこまで書き込みに来るだろうか。
 昨日の日記に対する、コメントである。

 確かに、彼も、あの業界を支えているメンバーの一人だったと思うけど、偽物かも知れない。

 ところで、そんな岡田氏(偽疑惑)に指摘されるまでもなく、
 左サイドの問題には、当然、先生だって取り組んでいるのです。

 ここに書いてある時点で、実は、すでに事態はおおかた進行済みのことです。
 ジャストナウのことなんか、辛すぎて、とても先生は書けません。
 こんな酷い目に遭うなら、いっそ失踪でもしてしまおうかと、何度も思い詰めて、でも、またここで生きるのだとギリギリ決意できているから、
 こうして語れていることでもあるんです。

 左サイドが、狙われている……

 日本代表で言えば、長友が守るべき、位置です。
 長友が攻め上がっているときは、吉田まーやとか、今野がケアするのかな。
 
 先生は、ずらっと並んだ一列の、業界用語でいうところの シマっていうんですが、その左端に陣取りましたよ。

 先生の左側は通路です。

 いくら先生の左側が当たるって言っても、そこにパチンコ台がなきゃ、当たりようもあるまい。

 偽岡田に言われるまでもなく、それぐらい対処しますよ、先生だって。こんな男ですけど、
 馬、牛じゃないんだから。

 って、あんた岡田は岡田でも、元代表監督のオカちゃん気取りか。 

 ナンのことか分かんない人は、昨日の日記をよく読んで来るように。

 で、そんなザッケーローニもビックリの超左ケア、デュフェンスの結果どうなったか。

 案の定、右サイドを狙われて突破されましたよ。
 代表なら内田のサイドですよ。駒野とかさ。

 右隣が、きゅーいきゅいーん、鳴り続けですよ。
 マリンちゃんたちなんか、途中で、ビキニを着替えて、新しいダンスを踊り出していました。

 要するに
 私以外の人間には当たるのです。
 私がいないところが、幸運の場所なのです。

 先生が、このことに気付いた時、どんなキモチがしたか。
 みんなに分かるかな。

 いいですか

 私がいる場所以外が天国。私以外は、みんな確変。

 この世にはいろんなイジメがあると思います。
 虐められて、悩んでいるお友達も多いでしょう。

 しかし、こんな苦しみも、この世界にはあるのです。
 いいですか、ラッキィの確率が、自分だけ違うんですからね。
 ツライ時は、この日記を思い出して下さい。

 当然、ずーーーーーーーーーーーーーーーっと出なかった、私の台が、
 私がどいた途端、誰かが座って打ち始めたら、
 ほぼ5分以内で、大当たりです。

 先生はねえ、ちきしょう、と叫んでお店を出て
 ちょっと用事すましたりして、
 またお店に戻って、何度も、その後、先生が闘っていた台がどうなったか
 確かめましたよ。

 よせばいいんです。
 そんなこと、ストレスは間違いなく増すばかりなんだから。
 でも、行ってしまうんですね。怖いモノ見たさです。
 というか、どれほど自分にラッキイがないか、確認する作業ですよ。
 
 何度も目を疑いました。
 先生がいた時は、底なしの地獄だった場所が、大当たり連チャンで、最も輝いている楽園に変わっているのですから。

 お前がパラダイス、という歌が、ジュリーにありますが
 私さえいなきゃ、
 そこがパラダイスなんだ。

 本当に涙が出ましたよ。
 ええ、ちゃんと頬を伝わりました。

 パチンコ屋の通路で、先生、ひとり泣いたんだよ。

 偽疑惑岡田達也氏のご指摘にもありました。

 先生が、今せっせと挑んでは、玉砕し続けているDXという相手は、正しくは368分の一というスペックです。

 もっと楽な相手と闘いなさいと、ご親切に忠告して下さっているのですね。
 業界は、120分の一、というぐらいの甘い仕様から準備してますから。

 あんたが、イングランドとか、アルゼンチンとかと闘うなんて百年早いということです。
 デンマークとか、ペルーあたりと、試合しなさいと。

 とっても余計なお世話ですね。

 別にあんたが、痛い目みたわけじゃないだろう。
 泣いたのは私なんだよ。
 
 むしろ、先生がこうしてひとりで不幸を引き受けているお陰で、あんたの大当たりが生まれているかもしれないんだ。
 内心ほくそ笑みながら、親切な顔するのはやめてくれ。
 だから腹黒いって言われるんだよ、あんた。
 笑っても、目が笑ってない、とか。

 失礼、たぶん偽物なのに、つい興奮しました。
  
 あの、
 DXのね、
 画面タッチというのがあって、
 画面に触れてね、という声がして、触れると

 キュイキュイキューーーーン、と音がして
 正面一面に、真っ白い光が、満ち溢れるという瞬間があるのです。

 産道を通って、この世に生まれてくるとは、こういう光景ナンじゃないかというような、光ですよ。

 初めて観たとき、先生、台が壊れたのかと思いましたよ。
 壊れたのじゃなくて、それが大当たりなのでした。

 今、業界でも話題騒然のAKBという台も、それに近いことはあって、
 突然、彼女らのコンサートが眩しい光を放って始まるんですが、
 それは、1時間おきに自動で始まる、よくわからん演出で、特に当たりじゃないんですね。
 ホールの台が一斉に、AKBの曲を流し出す。
 
 最初、先生は、てっきり突然の大当たりだと思って、興奮したら、ただの歌の時間だったと知って、かなり落ち込んだ覚えがあります。

 ただ、こっちは、二百数十分の一で、DXより、ずっと闘いやすい相手ではあります。

 秋口からは、しばしこれで、まゆゆ なんか応援しつつ、呑気に楽しんでいたのですがねえ。
 確かにそこそこ当たって、ストレスは少なかった。

 んがしかし、
 産道を抜けてあの光を体験してしまった結果、こんなことになっているのです。

 なあよお、
 偽岡田だってよお、
 そういう泥沼の闘いはしてきただろう。
 
 キミは、前田慶次に、その戦さは行けば必ず死ぬから、やめなさいと言って、慶次が思い止まると思うのかね。

 行けば死ぬか。
 それは愉快、

 と慶次は言うに決まってるだろう。

 先生は今、慶次なんだ。

 まあ、岡田くん、先生は分かってるんだよ。
 つまりキミは、行け、と行ってるんだよね。

 先生は、
 こうしてDXのことを書けば書くほど
 行きたくて行きたくてたまらなくなってるよ。

 今度こそ、マリンたちを、
 もう踊れません、先生。
 ビキニ姿で、ずーーーーーーーーっといるのも恥ずかしいです。
 許して下さい、先生と、
 ヒーヒー言わせてやりたいと、思っているよ。



 

 

 
 

 

 
 


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