春よ来い

 幻冬舎ブレゼンツ『つか版忠臣蔵』、お陰様で好評で、折り返し前に、定席分が予約で埋まる勢いです。

 とはいえ、桟敷席など、まだ余裕はありますし、この先たぶんキャンセルなども出るので、
 とりあえず、遠慮なく事務所にたずねて下さい。

 たとえ見切れ席であっても、何とかご入場頂いて、
 少しでも多くの方に観て頂きたいと思っています。

 一方、新宿文化センターの『ミュージカル・アトム』もいよいよ残り3ステージです。

 昨日、スミダパークで、『アトム』を観てくれた業界の友人から、素晴らしかったという言葉を貰いました。

 「オリジナルの日本のミュージカルで、こんなに面白いのがあると思わなかった」って。

 間もなく終わろうかって時に、今更、なんすか、って感じじゃあるけど

 全国で公演する、わらび座 の東京での名前の浸透度は、低いからねえ。

 昔のイメージしかない人は、共産党の一組織かなんかだと思ってる人も、未だにいて、
 私がそっち方面に入り込んだものと、勘違いされたりもする。

 昔のことはよく知らないけど、
 今は全く違いますから。宗教性もないし。単に、田舎に大規模な拠点をもって、頑張ってる古い劇団である。
 かつては、日本の民謡とか太鼓とか、を極めたステージをやっていたのが、ここ数年、オリジナルのミュージカル作りに励んでいるという劇団。

 だから現代ミュージカル劇団としての歴史は、新しいのであるが。

 そもそも、イデオロギーとか宗教とか、何の方向であれ、極端に傾くことが嫌いなのが私なので、
 特殊団体だったら、付き合ってない。

 しかしそんな具合で、
 実態がよく知られてないから、この「アトム」で、初めて観たという人もケッコウいるんである。
 それもエンターテイメント業界の人々に。

 今更、なんすか ではあるけど
 
 やってるうちに気付いて貰えて良かった ともいえる。

 そういう声が高まって「アトム」の本格的な東京公演が、この先実現したらいいな。
 こちら、当日券もあります。
 ぜひ、芝居好きの人たちに観て欲しい。

 
 一方、すみだパークも、今日明日で折り返しです。
 終演後、外に出ると、スカイツリーが冬の空に冴え冴えと輝いていて、
 ああスカイツリー篇だなと、改めて思うのですが

 昨夜辺りは、少しだけ風の冷たさも和らんでいて
 このまま、ぶらりとツリーを目指して押上まで歩いたりしたら、しかも恋人なんかと一緒だったりしたら

 さぞ、良き夜だろうよ、と思われました。

 ま、アタシは「安安」に行って、山本亨氏らと、極安中華喰って帰りましたが、
 
 どうぞ、いろんな角度で、春を待つすみだを、お楽しみ下さい。


今日は、お昼は、錦糸町に行って、夜の千葉の美浜に。

 リサに任せっきりになってた、
 『千葉魂』の稽古に駆けつける。

 あちこち行って、いろんな人たちと舞台作りやって、その間に新作『げんない』の音源聴き続けて、詞をつくり
 
 私は幸せです。少しだけ休みたいけど。


 
 
 
 
 
 
 
  
 


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