女ねずみ小僧
昨日、明治座の「女ねずみ小僧」が、千秋楽だった。
私は残念ながら、別件で劇場にいられず。
何かもの凄いことになってた、という最後の舞台と涙のカーテンコールを見られなかった。
こういう場合、どうも作家というのは不利ですなあ。
そりゃ、ちゃんと働いたけど、仕事は初日までにほぼ終わってしまってて、その後はもうすっかり、別のこと考えて過ごし始めてますからねえ……
テンションが現場に追い着いていかない。
ともあれ、無事に終わった。
わしと岡村で、そんなもの請け負って大丈夫かと、業界の方々から、わざわざご心配の電話まで頂いたりしたけど、
どうやら好評の内に、終わったようです。
応援して下さった、皆さん、ありがとうございました。
夕方から、またまた真央さん主催の打ち上げ。
二軒目は、真央さんのご主人デザインの、何かやたらイケてる隠れ家バーで、話の続きを、あれこれと。
ちなみにご主人は5回以上、見られたとか。
はっきり言って、わしより、多い。
稽古からずっと禁酒しておられた真央さんが、
千秋楽で解禁となって、晴れ晴れとお酒を飲まれる。
それを楽しみに、ずーっと稽古と本番は一切抜いて、過ごされるのである。
扉座メンバーも見習って欲しい。
お洒落バーでは、バカバカ話から、シリアス話まで、いろいろあったけど
こんなとこには、ほとんど書けないことなので、いつか自伝にでも。
ともあれ、また一つ終わり、
いよいよ『LOVE LOVE LOVE R36』が始まり、
そうしたらクリスマス、今年も終わりである。
尚、『女ねずみ小僧』はお正月2日の、NHKの劇場中継番組で放送されます。
あと、大森寿美男さんの対談インタビューと、
コメント動画アップされました。
大森さん、ご承知の通り、今年『風林火山』なんか書いちゃって、今や若き巨匠というった風情ですが、
中身はなかなか、洒脱で面白い人です。
そもそも、私が初めて出会った頃は、劇団300時代の渡辺えり子さんに抜擢されて主役なんかやってた期待の俳優さんでしたからね。
豊川悦司の後継者!みたいな、ね。(ちょっと違うかもだけど)
この最初の出会いが運命的で、これまた自伝に書き残すべき、後の世の語り草なのですが、
それはまた今度。