映画より安い

 いよいよ厚木に乗り込む、扉座である。

 この厚木について、もう何度も言ってるけど、改めて念を押したいことがある。

 いいかね、この厚木公演では、学生応援シートというのがあるのだよ。
 それが、なななな、なんと

 1500円なのだよ。

 映画並じゃん。
 厚木市民に限らず、大学は当然、専門学校生でも、オッケーなのだよ。

 なのに、このシステムがあまり浸透していない。
 多くの学生諸君に利用されていない。

 これが私の悩みの種です。
 まあ、今回は 大人の恋 というテーマになってるけど、
あれやこれや、手を替え品を替え、いろんな様子を描いていくんだ。

 若者でも、充分理解できて、楽しめるものだと思う。
 
 来年、厚木文化会館は30周年を迎える。
 私が高校3年の時に、出来たわけで、しかも、その時、高校演劇の全国大会で、活躍したので、ご褒美に学校が出来たてのこのホールを借りてくれて、

 『山椒魚だぞ!』という、私の処女作を上演させてくれたのだ。

 その時、岡森(当時・岡本クン)が主演だった。

 そんな因果の糸が巡り、今、我々は10年前からココを準フランチャイズとして、応援団の力添えを貰って、公演を続けてきた。

 その恩返しというのは、偉そうすぎるけど、
 30周年記念に、私としても、ちょっと汗を流して、厚木の街と文化会館に、捧げるオマージュを創ろうと思っている。

 簡単に言えば、市民参加の音楽劇 である。

 そこに、若者応援シートで演劇に触れて、自分も舞台に立ちたいと思った、みたいな若者が参加してくれたら、
 嬉しいなあ、と思っている。

 街に、一個劇団がある。
 それって、贅沢なことのはずなんだがな。

 近隣の方、どうぞ、若者たちに、
 文化会館へ行けと、
 導いて下さい!
 
 
 


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